物件種別
対象路線
調査期間
土地
2022年第1四半期
2022年1月3月

この記事は不動産鑑定士、宅地建物取引士により監修しています

記事監修:岩野 愛弓
【監修者】

宅地建物取引士・日商簿記2級

岩野 愛弓 (監修者)

注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...

土地相場の概況

2022年1月〜3月期のJR千歳線 (沼ノ端駅白石駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.7万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +45.8%( +6.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 99 件(1年前(2021年)に比べて -1.0%( -1件/坪)と僅かに減少しています。)。

平均土地面積は 103.2 坪 (昨年 105.0 坪から -1.7 %減)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。

値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。恵庭駅恵み野駅白石駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは北広島駅で昨年に比べ +118.0 %、坪単価は 20.0 万円/坪となった。

上位 2 駅(北広島駅白石駅)は +96.2 %(坪単価 +15.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(上野幌駅島松駅)は -13.4 %(坪単価 -2.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2021年 26.1 分 → 2022年 23.0 分、-11.6 %と減少)
  • 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 2.0 % → 2022年 3.0 %)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった白石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.1万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +74.5%( +20.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +55.6%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった島松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -11.2%( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

JR千歳線(沿線・駅ごとの土地について)
JR千歳線現状(2022)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
沼ノ端駅9.3万/坪
(152坪)
10.2万/坪
(97.9坪)
9.2万/坪
(165坪)
植苗駅-1.1万/坪
(200坪)
0.5万/坪
(248坪)
南千歳駅1.2万/坪
(575坪)
--
千歳駅15.8万/坪
(97.3坪)
13.2万/坪
(85.9坪)
10.1万/坪
(97.2坪)
長都駅15.0万/坪
(378坪)
14.4万/坪
(69.6坪)
10.3万/坪
(73.2坪)
サッポロビール庭園駅---
恵庭駅15.2万/坪
(84.1坪)
12.6万/坪
(109坪)
8.3万/坪
(161坪)
恵み野駅14.6万/坪
(115坪)
9.1万/坪
(124坪)
9.7万/坪
(79.4坪)
島松駅8.4万/坪
(56.5坪)
9.4万/坪
(88.5坪)
4.9万/坪
(260坪)
北広島駅20.0万/坪
(85.3坪)
9.2万/坪
(191坪)
12.1万/坪
(139坪)
上野幌駅18.0万/坪
(75.6坪)
21.3万/坪
(106坪)
10.9万/坪
(172坪)
新札幌駅---
平和駅20.4万/坪
(71.3坪)
21.6万/坪
(61.3坪)
17.5万/坪
(88.7坪)
白石駅47.1万/坪
(58.6坪)
27.0万/坪
(78.8坪)
26.8万/坪
(57.6坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

北広島駅20.0 万/坪(昨年同期比 +118.0 %)

北広島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 20.0万円/坪(6.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +118.0%( +10.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2021年)に比べて -38.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 85.3 坪 (昨年 190.9 坪から -55.3 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 54.2 分 → 2022年 26.4 分、-51.3 %と大きく減少)

白石駅47.1 万/坪(昨年同期比 +74.5 %)

白石駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.1万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +74.5%( +20.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2021年)に比べて +55.6%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 58.6 坪 (昨年 78.8 坪から -25.6 %減)。

上野幌駅18.0 万/坪(昨年同期比 -15.7 %)

上野幌駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.0万円/坪(5.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -15.7%( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 105.9 坪から -28.6 %減)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 18.5 分 → 2022年 29.5 分、+59.5 %と大きく増加)

島松駅8.4 万/坪(昨年同期比 -11.2 %)

島松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.4万円/坪(2.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -11.2%( -1.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 56.5 坪 (昨年 88.5 坪から -36.2 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.8 分 → 2022年 7.7 分、-28.7 %と大きく減少)

セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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