【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の神戸電鉄粟生線 (鈴蘭台駅～粟生駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -35.8％( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 17 件(１年前(2023年)に比べて -45.2％( -14件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 104.7 坪 (昨年 87.4 坪から +19.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。大村駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは大村駅で昨年に比べ +86.6 ％、坪単価は 10.4 万円/坪となった。
上位 1 駅(大村駅)は +86.6 ％(坪単価 +4.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(志染駅)は -43.5 ％(坪単価 -6.7 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 15.5 分 → 2024年 17.2 分、+10.9 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 22.6 ％ → 2024年 11.8 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西鈴蘭台駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -39.8％( -17.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった志染駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -43.5％( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 神戸電鉄粟生線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 鈴蘭台駅 | - | 27.2万/坪 (52.9坪) | 20.9万/坪 (41.6坪) |
| 鈴蘭台西口駅 | - | 29.1万/坪 (80.2坪) | 30.7万/坪 (58.2坪) |
| 西鈴蘭台駅 | 25.7万/坪 (81.7坪) | 42.7万/坪 (74.6坪) | 24.8万/坪 (225坪) |
| 藍那駅 | - | - | - |
| 木津駅 | 2.4万/坪 (136坪) | - | - |
| 木幡駅 | - | 17.9万/坪 (72.6坪) | - |
| 栄駅 | - | 15.5万/坪 (70.1坪) | - |
| 押部谷駅 | - | 14.0万/坪 (54.5坪) | - |
| 緑が丘駅 | - | 21.8万/坪 (58.2坪) | 22.7万/坪 (74.1坪) |
| 広野ゴルフ場前駅 | - | - | - |
| 志染駅 | 8.7万/坪 (113坪) | 15.4万/坪 (137坪) | 13.7万/坪 (38.6坪) |
| 恵比須駅 | - | 3.6万/坪 (56.0坪) | 3.0万/坪 (231坪) |
| 三木上の丸駅 | 12.1万/坪 (148坪) | - | - |
| 三木駅 | - | - | 26.5万/坪 (77.1坪) |
| 大村駅 | 10.4万/坪 (230坪) | 5.6万/坪 (393坪) | 2.6万/坪 (139坪) |
| 樫山駅 | - | - | 0.4万/坪 (230坪) |
| 市場駅 | - | - | 9.7万/坪 (100坪) |
| 小野駅 | 14.9万/坪 (60.8坪) | 13.1万/坪 (69.2坪) | 7.7万/坪 (191坪) |
| 葉多駅 | - | - | 17.6万/坪 (484坪) |
| 粟生駅 | - | 6.9万/坪 (40.8坪) | 4.3万/坪 (99.8坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大村駅 10.4 万/坪(昨年同期比 +86.6 ％)
大村駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.4万円/坪(3.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +86.6％( +4.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 229.9 坪 (昨年 393.3 坪から -41.5 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 18.0 分 → 2024年 11.0 分、-38.9 ％と大きく減少)
志染駅 8.7 万/坪(昨年同期比 -43.5 ％)
志染駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.7万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -43.5％( -6.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 113.1 坪 (昨年 136.9 坪から -17.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 10.5 分 → 2024年 13.6 分、+29.5 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 20.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示