【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅～学園通り駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -21.1％( -4.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 15 件(１年前(2023年)に比べて -65.1％( -28件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.1年(昨年 21.1年から +28.5 ％増)。平均専有面積は 60.0 ㎡ (昨年 75.7 ㎡から -20.7 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、専有面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。林道駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは林道駅で昨年に比べ +11.4 ％、単価は 21.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(林道駅)は +11.4 ％(単価 +2.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(瓦町駅)は -45.4 ％(単価 -14.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 12.7 分 → 2024年 10.4 分、-18.4 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 23.3 ％ → 2024年 40.0 ％)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.3 ％ → 2024年 6.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.1 年 → 2024年 27.1 年、+28.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.2 ％ → 2024年 73.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +11.4％( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -81.2％( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -27.4％( -4.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -57.1％( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 瓦町駅 | 17.2万/㎡ (30.8年/38.3㎡) | 31.5万/㎡ (15.7年/76.9㎡) | 26.6万/㎡ (21.3年/57.1㎡) |
| 花園駅 | 12.5万/㎡ (34.7年/70.0㎡) | 17.2万/㎡ (25.6年/68.6㎡) | 15.1万/㎡ (29.5年/70.0㎡) |
| 林道駅 | 21.7万/㎡ (17.8年/81.7㎡) | 19.5万/㎡ (23.4年/78.1㎡) | 22.5万/㎡ (16.5年/80.0㎡) |
| 木太東口駅 | - | 10.0万/㎡ (27.8年/75.0㎡) | 9.4万/㎡ (26.1年/72.5㎡) |
| 元山駅 | 16.5万/㎡ (21.3年/71.7㎡) | 21.3万/㎡ (18.1年/75.9㎡) | 15.2万/㎡ (17.1年/77.1㎡) |
| 農学部前駅 | - | - | - |
| 学園通り駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
林道駅 21.7 万/㎡(昨年同期比 +11.4 ％)
林道駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +11.4％( +2.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 3 件(１年前(2023年)に比べて -81.2％( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 17.8年(昨年 23.4年から -23.9 ％減)。平均専有面積は 81.7 ㎡ (昨年 78.1 ㎡から +4.5 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 23.4 年 → 2024年 17.8 年、-23.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 10.8 分 → 2024年 7.7 分、-28.7 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 18.8 ％ → 2024年 33.3 ％)
瓦町駅 17.2 万/㎡(昨年同期比 -45.4 ％)
瓦町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -45.4％( -14.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(１年前(2023年)に比べて -25.0％( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.8年(昨年 15.7年から +96.4 ％増)。平均専有面積は 38.3 ㎡ (昨年 76.9 ㎡から -50.1 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 7.1 分 → 2024年 5.5 分、-22.8 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 15.7 年 → 2024年 30.8 年、+96.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 ％ → 2024年 83.3 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示