【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年4月〜6月期の静岡鉄道静岡清水線 (新静岡駅～新清水駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +53.8％( +10.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.9年(昨年 31.1年から -13.5 ％減)。平均専有面積は 72.9 ㎡ (昨年 68.2 ㎡から +6.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(音羽町駅)は +370.0 ％(単価 +58.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(草薙駅)は -30.6 ％(単価 -7.5 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 31.1 年 → 2024年 26.9 年、-13.5 ％と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 69.2 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 11.9 分 → 2024年 13.9 分、+17.4 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 35.7 ％ → 2024年 25.0 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった音羽町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は74.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +370.0％( +58.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった春日町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は12.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -20.9％( -3.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2023年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 静岡鉄道静岡清水線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 新静岡駅 | 48.2万/㎡ (13.5年/76.2㎡) | - | 68.0万/㎡ (17.3年/75.0㎡) |
| 日吉町駅 | - | - | 13.2万/㎡ (48.3年/65.0㎡) |
| 音羽町駅 | 74.1万/㎡ (4.3年/85.0㎡) | 15.8万/㎡ (39.8年/47.5㎡) | - |
| 春日町駅 | 12.2万/㎡ (39.8年/65.0㎡) | 15.4万/㎡ (32.6年/68.3㎡) | 12.3万/㎡ (49.8年/55.0㎡) |
| 柚木駅 | - | - | 7.2万/㎡ (42.9年/56.7㎡) |
| 長沼駅 | 28.8万/㎡ (23.3年/80.0㎡) | - | - |
| 古庄駅 | - | 19.4万/㎡ (28.8年/80.0㎡) | 13.8万/㎡ (31.3年/80.0㎡) |
| 県総合運動場駅 | 10.4万/㎡ (45.3年/75.0㎡) | - | - |
| 県立美術館前駅 | - | - | - |
| 草薙駅 | 17.1万/㎡ (35.8年/68.8㎡) | 24.7万/㎡ (30.6年/68.3㎡) | 18.6万/㎡ (32.8年/70.0㎡) |
| 御門台駅 | 18.6万/㎡ (27.3年/70.0㎡) | - | - |
| 狐ケ崎駅 | - | - | 10.7万/㎡ (41.3年/70.0㎡) |
| 桜橋駅 | - | - | - |
| 入江岡駅 | - | 25.3万/㎡ (25.3年/75.0㎡) | - |
| 新清水駅 | - | 18.4万/㎡ (26.3年/71.7㎡) | 20.8万/㎡ (20.8年/82.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
音羽町駅 74.1 万/㎡(昨年同期比 +370.0 ％)
音羽町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は74.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +370.0％( +58.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 4.3年(昨年 39.8年から -89.3 ％減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から +78.9 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 39.8 年 → 2024年 4.3 年、-89.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.5 分 → 2024年 4.0 分、-77.1 ％と大きく減少)
草薙駅 17.1 万/㎡(昨年同期比 -30.6 ％)
草薙駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -30.6％( -7.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(１年前(2023年)に比べて +33.3％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 35.8年(昨年 30.6年から +16.9 ％増)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から +0.6 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 ％ → 2024年 50.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2023年 30.6 年 → 2024年 35.8 年、+16.9 ％と増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.0 分 → 2024年 24.0 分、+33.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 50.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示