【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年7月〜9月期のJR長崎本線 (東諫早駅~長崎駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +26.8%( +7.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2019年)に比べて -48.1%( -13件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.1年(昨年 19.2年から -26.9 %減)。平均専有面積は 76.1 ㎡ (昨年 71.1 ㎡から +7.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 10 年以内の新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。長崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長崎駅で昨年に比べ +46.3 %、単価は 40.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(長崎駅)は +46.3 %(単価 +12.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(浦上駅)は -39.3 %(単価 -17.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 19.2 年 → 2020年 14.1 年、-26.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 26.9 分 → 2020年 24.1 分、-10.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 52.9 % → 2020年 36.4 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +46.3%( +12.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は15.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -14.0%( -2.4万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
JR長崎本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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東諫早駅 | - | - | - |
諫早駅 | 15.0万/㎡ (0年/140㎡) | 17.4万/㎡ (0年/97.5㎡) | - |
西諫早駅 | - | - | - |
喜々津駅 | - | - | - |
肥前古賀駅 | - | 22.9万/㎡ (17.5年/70.0㎡) | - |
現川駅 | - | 16.9万/㎡ (24.5年/65.0㎡) | 15.8万/㎡ (23.5年/75.0㎡) |
浦上駅 | 27.1万/㎡ (26.5年/75.0㎡) | 44.7万/㎡ (12.5年/76.7㎡) | 37.6万/㎡ (0年/85.0㎡) |
長崎駅 | 40.4万/㎡ (11.3年/70.0㎡) | 27.6万/㎡ (19.4年/68.0㎡) | 32.1万/㎡ (13.8年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
長崎駅 40.4 万/㎡(昨年同期比 +46.3 %)
長崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は40.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +46.3%( +12.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -10件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.3年(昨年 19.4年から -41.9 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 68.0 ㎡から +2.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 19.4 年 → 2020年 11.3 年、-41.9 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 57.1 % → 2020年 22.2 %)
浦上駅 27.1 万/㎡(昨年同期比 -39.3 %)
浦上駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -39.3%( -17.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.5年(昨年 12.5年から +112.0 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 76.7 ㎡から -2.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 12.5 年 → 2020年 26.5 年、+112.0 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 15.0 分 → 2020年 20.7 分、+37.8 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示