【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年10月〜12月期のJR可部線 (横川駅～あき亀山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は39.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +33.4％( +9.8万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(１年前(2019年)に比べて +66.7％( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.0年(昨年 19.3年から -27.4 ％減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 66.7 ㎡から +8.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。横川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは横川駅で昨年に比べ +47.4 ％、単価は 38.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(横川駅)は +47.4 ％(単価 +12.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大町駅)は -7.9 ％(単価 -4.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 19.3 年 → 2020年 14.0 年、-27.4 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.3 分 → 2020年 8.2 分、-33.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 ％ → 2020年 33.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -7.9％( -4.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった可部駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は33.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +13.6％( +4.0万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR可部線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 横川駅 | 38.3万/㎡ (18.5年/72.5㎡) | 26.0万/㎡ (27.8年/61.7㎡) | 30.8万/㎡ (29.8年/52.0㎡) |
| 三滝駅 | - | - | - |
| 安芸長束駅 | 30.8万/㎡ (18.8年/70.0㎡) | - | - |
| 下祇園駅 | - | - | - |
| 古市橋駅 | - | - | - |
| 大町駅 | 46.6万/㎡ (1.8年/67.5㎡) | 50.7万/㎡ (0.8年/75.0㎡) | - |
| 緑井駅 | - | - | 27.8万/㎡ (27.8年/90.0㎡) |
| 七軒茶屋駅 | 50.6万/㎡ (0.8年/85.0㎡) | - | - |
| 梅林駅 | - | - | - |
| 上八木駅 | - | - | - |
| 中島駅 | - | - | - |
| 可部駅 | 33.3万/㎡ (11.8年/75.0㎡) | 29.3万/㎡ (6.8年/75.0㎡) | - |
| 河戸帆待川駅 | - | 18.5万/㎡ (24.8年/65.0㎡) | - |
| あき亀山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
横川駅 38.3 万/㎡(昨年同期比 +47.4 ％)
横川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は38.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて +47.4％( +12.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +33.3％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.5年(昨年 27.8年から -33.3 ％減)。平均専有面積は 72.5 ㎡ (昨年 61.7 ㎡から +17.6 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 27.8 年 → 2020年 18.5 年、-33.3 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 14.0 分 → 2020年 5.5 分、-60.7 ％と大きく減少)
大町駅 46.6 万/㎡(昨年同期比 -7.9 ％)
大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2019年)に比べて -7.9％( -4.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 2 件(１年前(2019年)に比べて +100.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 1.8年(昨年 0.8年から +133.1 ％増)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から -10.0 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 0.8 年 → 2020年 1.8 年、+133.1 ％と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 100.0 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示