【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR成田線 (佐倉駅~成田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は27.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +59.8%( +10.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 15 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.3年(昨年 32.4年から -28.2 %減)。平均専有面積は 78.0 ㎡ (昨年 74.2 ㎡から +5.1 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。成田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは成田駅で昨年に比べ +50.3 %、単価は 23.8 万円/㎡となった。
上位 1 駅(成田駅)は +50.3 %(単価 +8.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(酒々井駅)は +14.5 %(単価 +2.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.4 年 → 2021年 23.3 年、-28.2 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 52.6 % → 2021年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.0 % → 2021年 6.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +50.3%( +8.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.5%( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR成田線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
佐倉駅 | - | - | 30.0万/㎡ (12.0年/80.0㎡) |
酒々井駅 | 20.4万/㎡ (26.0年/70.0㎡) | 17.8万/㎡ (27.5年/87.5㎡) | 1.9万/㎡ (38.0年/80.0㎡) |
成田駅 | 23.8万/㎡ (24.2年/75.8㎡) | 15.8万/㎡ (37.4年/76.2㎡) | 27.4万/㎡ (26.0年/69.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
成田駅 23.8 万/㎡(昨年同期比 +50.3 %)
成田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は23.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +50.3%( +8.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて -25.0%( -2件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 24.2年(昨年 37.4年から -35.3 %減)。平均専有面積は 75.8 ㎡ (昨年 76.2 ㎡から -0.5 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 37.4 年 → 2021年 24.2 年、-35.3 %と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 62.5 % → 2021年 16.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 18.5 分 → 2021年 21.5 分、+16.2 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 % → 2021年 33.3 %)
酒々井駅 20.4 万/㎡(昨年同期比 +14.5 %)
酒々井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +14.5%( +2.6万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 26.0年(昨年 27.5年から -5.5 %減)。平均専有面積は 70.0 ㎡ (昨年 87.5 ㎡から -20.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 8.5 分 → 2021年 5.5 分、-35.3 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示