【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2020年1月〜12月期のJR室蘭本線 (東室蘭駅~岩見沢駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -20.3%( -2.3万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2019年)に比べて +73.3%( +11件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.0年(昨年 26.2年から +25.7 %増)。平均専有面積は 75.4 ㎡ (昨年 72.7 ㎡から +3.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。青葉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは青葉駅で昨年に比べ +20.5 %、単価は 8.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(青葉駅)は +20.5 %(単価 +1.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(苫小牧駅)は -21.7 %(単価 -2.6 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 16.7 % → 2020年 14.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 26.2 年 → 2020年 33.0 年、+25.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 85.7 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった苫小牧駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -21.7%( -2.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった青葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +20.5%( +1.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR室蘭本線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
東室蘭駅 | - | - | - |
糸井駅 | - | - | - |
青葉駅 | 8.9万/㎡ (29.5年/74.0㎡) | 7.4万/㎡ (0年/70.0㎡) | 7.2万/㎡ (30.1年/80.0㎡) |
苫小牧駅 | 9.3万/㎡ (33.8年/75.7㎡) | 11.9万/㎡ (26.2年/72.9㎡) | 15.1万/㎡ (21.5年/75.6㎡) |
岩見沢駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
青葉駅 8.9 万/㎡(昨年同期比 +20.5 %)
青葉駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて +20.5%( +1.5万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2019年)に比べて +400.0%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 74.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +5.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 14.0 分 → 2020年 8.2 分、-41.4 %と大きく減少)
苫小牧駅 9.3 万/㎡(昨年同期比 -21.7 %)
苫小牧駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2019年)に比べて -21.7%( -2.6万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 21 件(1年前(2019年)に比べて +50.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 33.8年(昨年 26.2年から +28.8 %増)。平均専有面積は 75.7 ㎡ (昨年 72.9 ㎡から +3.9 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 26.2 年 → 2020年 33.8 年、+28.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2019年 15.1 分 → 2020年 17.0 分、+12.6 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 82.4 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示