【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜9月期のJR氷見線 (高岡駅~氷見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.6万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -22.5%( -6.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 84 件(1年前(2022年)に比べて -40.8%( -58件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 37.0年(昨年 35.0年から +5.8 %増)。平均土地面積は 82.6 坪 (昨年 90.2 坪から -8.4 %減)。平均建物面積は 47.5 坪 (昨年 59.3 坪から -19.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。氷見駅は、昨年から 5 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは氷見駅で昨年に比べ +6.1 %、坪単価は 8.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(氷見駅)は +6.1 %(坪単価 +0.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(能町駅)は -62.5 %(坪単価 -17.0 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.6 % → 2023年 31.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.4 % → 2023年 52.7 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.5万円/坪(8.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -14.0%( -4.5万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 59 件(1年前(2022年)に比べて -43.3%( -45件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった氷見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +6.1%( +0.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて -11.8%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
JR氷見線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
高岡駅 | 27.5万/坪 (34.9年/63.0坪) | 31.9万/坪 (34.4年/83.7坪) | 25.5万/坪 (35.0年/80.6坪) |
越中中川駅 | - | - | 42.9万/坪 (13.8年/112坪) |
能町駅 | 10.2万/坪 (45.4年/62.5坪) | 27.3万/坪 (25.3年/98.6坪) | 28.6万/坪 (30.8年/83.9坪) |
伏木駅 | 9.3万/坪 (39.3年/78.0坪) | 16.7万/坪 (47.5年/110坪) | 13.9万/坪 (42.5年/72.3坪) |
越中国分駅 | - | - | 13.9万/坪 (48.0年/142坪) |
雨晴駅 | - | - | - |
島尾駅 | - | 12.8万/坪 (36.7年/141坪) | 22.1万/坪 (35.6年/202坪) |
氷見駅 | 8.8万/坪 (42.0年/165坪) | 8.3万/坪 (41.8年/110坪) | 28.8万/坪 (26.8年/131坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
氷見駅 8.8 万/坪(昨年同期比 +6.1 %)
氷見駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.8万円/坪(2.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +6.1%( +0.5万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 15 件(1年前(2022年)に比べて -11.8%( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 42.0年(昨年 41.8年から +0.4 %増)。平均土地面積は 164.9 坪 (昨年 109.5 坪から +50.5 %増)。平均建物面積は 70.5 坪 (昨年 55.6 坪から +26.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 44.2 分 → 2023年 37.5 分、-15.2 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 42.9 % → 2023年 28.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 71.4 %)
能町駅 10.2 万/坪(昨年同期比 -62.5 %)
能町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 10.2万円/坪(3.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -62.5%( -17.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -72.7%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 45.4年(昨年 25.3年から +79.5 %増)。平均土地面積は 62.5 坪 (昨年 98.6 坪から -36.6 %減)。平均建物面積は 35.8 坪 (昨年 66.0 坪から -45.8 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2022年 40.0 % → 2023年 33.3 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 25.3 年 → 2023年 45.4 年、+79.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2022年 11.6 分 → 2023年 13.7 分、+17.4 %と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 30.0 % → 2023年 66.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示