
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年1月〜3月期の東急田園都市線 (二子新地駅~中央林間駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は57.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -8.0%( -5.0万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 443 件(1年前(2024年)に比べて -72.7%( -1179件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.1年(昨年 26.0年から +7.9 %増)。平均専有面積は 70.1 ㎡ (昨年 68.5 ㎡から +2.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、専有面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が小幅増加。
値上がりした駅数は 6 駅に対して、値下がりした駅数は 11 駅。ほとんどの駅において下落した。長津田駅、中央林間駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中央林間駅で昨年に比べ +19.2 %、単価は 71.0 万円/㎡となった。
上位 2 駅(中央林間駅、長津田駅)は +17.8 %(単価 +9.8 万円/㎡)の上昇。一方、下位 2 駅(田奈駅、宮前平駅)は -30.8 %(単価 -18.0 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.8 % → 2025年 5.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2024年 17.9 % → 2025年 18.2 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 22.6 % → 2025年 27.3 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 6.7 % → 2025年 4.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高津駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は75.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +0.8%( +0.6万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -71.9%( -46件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった田奈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -42.0%( -25.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -84.2%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
東急田園都市線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
二子新地駅 | 66.2万/㎡ (28.7年/62.7㎡) | 77.4万/㎡ (23.9年/56.7㎡) | 75.0万/㎡ (21.5年/55.5㎡) |
高津駅 | 75.9万/㎡ (21.0年/67.5㎡) | 75.3万/㎡ (20.0年/64.1㎡) | 79.2万/㎡ (16.4年/56.5㎡) |
溝の口駅 | 65.5万/㎡ (27.5年/70.7㎡) | 69.2万/㎡ (23.1年/69.4㎡) | 69.4万/㎡ (22.6年/70.2㎡) |
梶が谷駅 | 51.8万/㎡ (30.7年/70.5㎡) | 63.0万/㎡ (26.6年/64.6㎡) | 56.1万/㎡ (27.7年/71.2㎡) |
宮崎台駅 | 64.0万/㎡ (26.9年/66.4㎡) | 68.5万/㎡ (24.9年/65.0㎡) | 71.7万/㎡ (19.5年/59.4㎡) |
宮前平駅 | 41.1万/㎡ (34.6年/66.9㎡) | 51.1万/㎡ (32.1年/69.2㎡) | 48.6万/㎡ (30.2年/69.2㎡) |
鷺沼駅 | 58.0万/㎡ (28.9年/70.4㎡) | 64.2万/㎡ (25.2年/66.9㎡) | 61.7万/㎡ (23.4年/69.5㎡) |
たまプラーザ駅 | 66.2万/㎡ (28.9年/70.0㎡) | 79.3万/㎡ (25.2年/72.1㎡) | 70.8万/㎡ (23.7年/74.6㎡) |
あざみ野駅 | 56.4万/㎡ (30.4年/72.9㎡) | 62.2万/㎡ (30.0年/70.3㎡) | 59.5万/㎡ (29.0年/73.1㎡) |
江田駅 | 56.9万/㎡ (25.2年/64.2㎡) | 55.5万/㎡ (25.2年/68.5㎡) | 57.8万/㎡ (21.4年/74.4㎡) |
市が尾駅 | 62.2万/㎡ (20.2年/71.6㎡) | 59.1万/㎡ (22.5年/68.8㎡) | 58.9万/㎡ (21.9年/67.2㎡) |
藤が丘駅 | 55.3万/㎡ (27.6年/73.1㎡) | 61.5万/㎡ (23.7年/67.7㎡) | 54.0万/㎡ (24.5年/70.4㎡) |
青葉台駅 | 44.9万/㎡ (36.1年/74.8㎡) | 48.8万/㎡ (33.2年/76.4㎡) | 49.3万/㎡ (32.6年/73.0㎡) |
田奈駅 | 35.8万/㎡ (34.0年/45.0㎡) | 61.7万/㎡ (27.4年/50.3㎡) | 35.9万/㎡ (36.1年/62.5㎡) |
長津田駅 | 58.2万/㎡ (20.6年/74.2㎡) | 50.0万/㎡ (27.9年/69.1㎡) | 49.2万/㎡ (27.8年/70.8㎡) |
つきみ野駅 | 41.8万/㎡ (26.6年/70.3㎡) | 40.9万/㎡ (25.4年/68.2㎡) | 43.1万/㎡ (21.5年/68.1㎡) |
中央林間駅 | 71.0万/㎡ (14.0年/72.4㎡) | 59.5万/㎡ (18.6年/70.9㎡) | 57.5万/㎡ (16.0年/68.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
中央林間駅 71.0 万/㎡(昨年同期比 +19.2 %)
中央林間駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は71.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +19.2%( +11.4万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2024年)に比べて -78.5%( -62件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 14.0年(昨年 18.6年から -25.1 %減)。平均専有面積は 72.4 ㎡ (昨年 70.9 ㎡から +2.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 18.6 年 → 2025年 14.0 年、-25.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 41.8 % → 2025年 29.4 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 27.8 % → 2025年 17.6 %)
長津田駅 58.2 万/㎡(昨年同期比 +16.3 %)
長津田駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は58.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +16.3%( +8.2万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2024年)に比べて -80.6%( -75件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 20.6年(昨年 27.9年から -26.0 %減)。平均専有面積は 74.2 ㎡ (昨年 69.1 ㎡から +7.4 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 27.9 年 → 2025年 20.6 年、-26.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.3 % → 2025年 27.8 %)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.4 % → 2025年 11.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 36.3 % → 2025年 66.7 %)
田奈駅 35.8 万/㎡(昨年同期比 -42.0 %)
田奈駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -42.0%( -25.9万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -84.2%( -16件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.0年(昨年 27.4年から +24.2 %増)。平均専有面積は 45.0 ㎡ (昨年 50.3 ㎡から -10.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 27.4 年 → 2025年 34.0 年、+24.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 6.6 分 → 2025年 12.7 分、+91.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 41.2 % → 2025年 100.0 %)
宮前平駅 41.1 万/㎡(昨年同期比 -19.6 %)
宮前平駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は41.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -19.6%( -10.0万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 37 件(1年前(2024年)に比べて -74.3%( -107件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.6年(昨年 32.1年から +7.6 %増)。平均専有面積は 66.9 ㎡ (昨年 69.2 ㎡から -3.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 18.9 % → 2025年 33.3 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2024年 11.6 分 → 2025年 13.0 分、+12.0 %と増加)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 8.3 % → 2025年 3.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに増加(全取引物件に占める割合が 2024年 28.9 % → 2025年 29.7 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示