【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2025年7月〜9月期のJR上野東京ライン (川崎駅~大船駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は84.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +10.2%( +7.8万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 349 件(1年前(2024年)に比べて +16.7%( +50件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 25.0年(昨年 22.7年から +10.1 %増)。平均専有面積は 59.9 ㎡ (昨年 57.5 ㎡から +4.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。川崎駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは川崎駅で昨年に比べ +15.4 %、単価は 93.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(川崎駅)は +15.4 %(単価 +12.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大船駅)は -4.3 %(単価 -2.3 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 14.0 分 → 2025年 11.6 分、-17.1 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 12.0 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.8 % → 2025年 6.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2024年 22.7 年 → 2025年 25.0 年、+10.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.6 % → 2025年 39.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2024年 16.3 % → 2025年 18.6 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった横浜駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は120万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +3.3%( +3.9万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 88 件(1年前(2024年)に比べて +33.3%( +22件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった戸塚駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は43.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -0.5%( -0.2万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 67 件(1年前(2024年)に比べて +3.1%( +2件/㎡)と小幅に増加しています。)。
| JR上野東京ライン | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 川崎駅 | 93.9万/㎡ (21.4年/46.9㎡) | 81.4万/㎡ (19.5年/47.6㎡) | 72.8万/㎡ (21.4年/50.9㎡) |
| 横浜駅 | 120万/㎡ (23.6年/58.6㎡) | 116万/㎡ (21.9年/53.3㎡) | 89.8万/㎡ (22.7年/53.9㎡) |
| 戸塚駅 | 43.8万/㎡ (30.5年/69.2㎡) | 44.0万/㎡ (25.5年/69.8㎡) | 42.6万/㎡ (28.9年/70.0㎡) |
| 大船駅 | 50.9万/㎡ (29.6年/85.3㎡) | 53.2万/㎡ (28.2年/71.7㎡) | 48.6万/㎡ (28.6年/77.8㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
川崎駅 93.9 万/㎡(昨年同期比 +15.4 %)
川崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は93.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて +15.4%( +12.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 141 件(1年前(2024年)に比べて +16.5%( +20件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 21.4年(昨年 19.5年から +9.8 %増)。平均専有面積は 46.9 ㎡ (昨年 47.6 ㎡から -1.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 14.5 分 → 2025年 11.8 分、-18.4 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 0.9 % → 2025年 9.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 39.2 % → 2025年 29.1 %)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 5.0 % → 2025年 12.1 %)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 9.2 % → 2025年 5.0 %)
大船駅 50.9 万/㎡(昨年同期比 -4.3 %)
大船駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は50.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2024年)に比べて -4.3%( -2.3万円/㎡)と小幅に下落しています。売買数は 53 件(1年前(2024年)に比べて +12.8%( +6件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 29.6年(昨年 28.2年から +5.0 %増)。平均専有面積は 85.3 ㎡ (昨年 71.7 ㎡から +18.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 34.0 % → 2025年 22.6 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 25.5 % → 2025年 69.8 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 9.1 % → 2025年 4.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示