
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜3月期の山陽新幹線 (福山駅~広島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.7万円/坪(16.5万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +8.0%( +4.0万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 89 件(1年前(2023年)に比べて -9.2%( -9件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 68.1 坪 (昨年 97.3 坪から -30.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。三原駅、広島駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは三原駅で昨年に比べ +54.1 %、坪単価は 22.3 万円/坪となった。
上位 1 駅(三原駅)は +54.1 %(坪単価 +7.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(福山駅)は +0.1 %(坪単価 +0.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 39.5 分 → 2024年 34.8 分、-11.9 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった広島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 100万円/坪(30.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +24.1%( +19.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 36 件(1年前(2023年)に比べて -23.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.3万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +54.1%( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
山陽新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
福山駅 | 25.7万/坪 (76.9坪) | 25.7万/坪 (127坪) | 22.4万/坪 (101坪) |
新尾道駅 | 17.4万/坪 (109坪) | - | 25.0万/坪 (56.0坪) |
三原駅 | 22.3万/坪 (65.5坪) | 14.5万/坪 (61.1坪) | 14.1万/坪 (104坪) |
東広島駅 | - | - | - |
広島駅 | 100万/坪 (58.5坪) | 80.7万/坪 (78.4坪) | 96.4万/坪 (54.1坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
三原駅 22.3 万/坪(昨年同期比 +54.1 %)
三原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.3万円/坪(6.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +54.1%( +7.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(1年前(2023年)に比べて +40.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 65.5 坪 (昨年 61.1 坪から +7.1 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 22.3 分 → 2024年 18.2 分、-18.3 %と減少)
福山駅 25.7 万/坪(昨年同期比 +0.1 %)
福山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.7万円/坪(7.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +0.1%( +0.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 38 件(1年前(2023年)に比べて -7.3%( -3件/坪)と弱含みに推移しています。)。
平均土地面積は 76.9 坪 (昨年 127.5 坪から -39.7 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示