【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2025年1月〜3月期の都電荒川線 (三ノ輪橋駅～早稲田駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 146万円/坪(44.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -26.7％( -53.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -82.1％( -32件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 61.8 坪 (昨年 55.0 坪から +12.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 60 平方メートル未満のDINKS・子供独立後の老後世帯を対象とした中規模物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。梶原駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは梶原駅で昨年に比べ +55.4 ％、坪単価は 271 万円/坪となった。
上位 1 駅(梶原駅)は +55.4 ％(坪単価 +96.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(荒川一中前駅)は -87.2 ％(坪単価 -182.5 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 15.4 ％ → 2025年 42.9 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 56.4 ％ → 2025年 28.6 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった梶原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 271万円/坪(82.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +55.4％( +96.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった荒川一中前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.8万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -87.2％( -182.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 都電荒川線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 三ノ輪橋駅 | 113万/坪 (10.6坪) | 311万/坪 (514坪) | - |
| 荒川一中前駅 | 26.8万/坪 (287坪) | 209万/坪 (45.4坪) | 76.0万/坪 (30.3坪) |
| 荒川区役所前駅 | 231万/坪 (18.2坪) | - | 127万/坪 (48.9坪) |
| 荒川二丁目駅 | - | 156万/坪 (22.7坪) | 118万/坪 (130坪) |
| 荒川七丁目駅 | - | - | - |
| 町屋駅前駅 | - | - | - |
| 町屋二丁目駅 | - | - | - |
| 東尾久三丁目駅 | - | 89.7万/坪 (21.2坪) | 174万/坪 (46.4坪) |
| 熊野前駅 | - | 260万/坪 (50.3坪) | 178万/坪 (34.3坪) |
| 宮ノ前駅 | - | 165万/坪 (109坪) | 175万/坪 (108坪) |
| 小台駅 | 95.9万/坪 (18.9坪) | 94.1万/坪 (26.4坪) | 112万/坪 (76.4坪) |
| 荒川遊園地前駅 | - | 214万/坪 (25.7坪) | - |
| 荒川車庫前駅 | - | - | 162万/坪 (13.6坪) |
| 梶原駅 | 271万/坪 (15.1坪) | 174万/坪 (38.1坪) | 481万/坪 (19.2坪) |
| 栄町駅 | 189万/坪 (63.5坪) | 162万/坪 (133坪) | 131万/坪 (72.6坪) |
| 飛鳥山駅 | - | - | 143万/坪 (27.2坪) |
| 滝野川一丁目駅 | - | 201万/坪 (40.8坪) | 294万/坪 (37.8坪) |
| 西ケ原四丁目駅 | - | 248万/坪 (18.2坪) | 249万/坪 (28.0坪) |
| 新庚申塚駅 | - | - | - |
| 庚申塚駅 | - | - | - |
| 巣鴨新田駅 | - | - | - |
| 向原駅 | - | - | - |
| 東池袋四丁目駅 | - | - | - |
| 都電雑司ケ谷駅 | - | - | - |
| 鬼子母神前駅 | - | - | - |
| 学習院下駅 | - | - | - |
| 面影橋駅 | - | - | - |
| 早稲田駅 | - | 361万/坪 (28.2坪) | 525万/坪 (25.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
梶原駅 271.1 万/坪(昨年同期比 +55.4 ％)
梶原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 271万円/坪(82.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて +55.4％( +96.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -80.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 15.1 坪 (昨年 38.1 坪から -60.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 3.6 分 → 2025年 2.0 分、-44.4 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 20.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
荒川一中前駅 26.8 万/坪(昨年同期比 -87.2 ％)
荒川一中前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.8万円/坪(8.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2024年)に比べて -87.2％( -182.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 287.4 坪 (昨年 45.4 坪から +533.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 2.5 分 → 2025年 2.0 分、-20.0 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 50.0 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示