
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年1月〜3月期のJR花輪線 (湯瀬温泉駅~大館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.2万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +75.4%( +15.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2024年)に比べて -82.9%( -58件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 34.2年(昨年 38.3年から -10.7 %減)。平均土地面積は 125.0 坪 (昨年 111.9 坪から +11.7 %増)。平均建物面積は 82.2 坪 (昨年 61.2 坪から +34.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鹿角花輪駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大館駅で昨年に比べ +311.5 %、坪単価は 94.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(大館駅)は +311.5 %(坪単価 +71.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(大滝温泉駅)は -90.2 %(坪単価 -7.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2024年 38.3 年 → 2025年 34.2 年、-10.7 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 4.4 % → 2025年 18.2 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 1.4 % → 2025年 8.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +311.5%( +71.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -93.2%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大滝温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -90.2%( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR花輪線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
湯瀬温泉駅 | - | - | - |
八幡平駅 | - | 3.4万/坪 (46.7年/170坪) | 8.0万/坪 (31.5年/172坪) |
陸中大里駅 | - | - | - |
鹿角花輪駅 | 29.8万/坪 (36.0年/97.9坪) | 24.7万/坪 (36.3年/105坪) | 16.7万/坪 (38.3年/137坪) |
柴平駅 | - | 5.8万/坪 (25.0年/203坪) | 4.5万/坪 (47.8年/363坪) |
十和田南駅 | 3.4万/坪 (46.5年/178坪) | 9.1万/坪 (39.7年/186坪) | 14.3万/坪 (41.2年/164坪) |
末広駅 | - | - | - |
土深井駅 | - | - | - |
沢尻駅 | 9.7万/坪 (58.0年/424坪) | - | - |
十二所駅 | - | - | - |
大滝温泉駅 | 0.9万/坪 (0年/115坪) | 8.8万/坪 (22.1年/263坪) | - |
扇田駅 | 12.9万/坪 (32.0年/36.3坪) | 3.3万/坪 (25.0年/209坪) | 7.0万/坪 (46.3年/78.7坪) |
東大館駅 | - | - | - |
大館駅 | 94.9万/坪 (16.3年/76.6坪) | 23.1万/坪 (39.5年/87.7坪) | 35.3万/坪 (30.8年/117坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大館駅 94.9 万/坪(昨年同期比 +311.5 %)
大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 94.9万円/坪(28.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて +311.5%( +71.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2024年)に比べて -93.2%( -41件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 16.3年(昨年 39.5年から -58.6 %減)。平均土地面積は 76.6 坪 (昨年 87.7 坪から -12.6 %減)。平均建物面積は 29.7 坪 (昨年 63.3 坪から -53.0 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2024年 39.5 年 → 2025年 16.3 年、-58.6 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 7.1 % → 2025年 66.7 %)
大滝温泉駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -90.2 %)
大滝温泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.26万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2024年)に比べて -90.2%( -7.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2024年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 263.2 坪から -56.3 %減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 28.0 坪から +24.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2024年 14.5 分 → 2025年 120.0 分、+727.6 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示