【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2025年4月〜6月期のJR花輪線 (湯瀬温泉駅～大館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.8万円/坪(4.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -26.0％( -5.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 7 件(１年前(2024年)に比べて -69.6％( -16件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 40.0年(昨年 36.6年から +9.4 ％増)。平均土地面積は 109.3 坪 (昨年 117.6 坪から -7.1 ％減)。平均建物面積は 48.2 坪 (昨年 77.8 坪から -38.1 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。大館駅は、昨年から 5 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは十和田南駅で昨年に比べ -82.4 ％、坪単価は 1.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(大館駅)は -13.3 ％(坪単価 -3.3 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(十和田南駅)は -82.4 ％(坪単価 -8.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 34.2 分 → 2025年 19.3 分、-43.6 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2024年 40.9 ％ → 2025年 28.6 ％)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 45.5 ％ → 2025年 57.1 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -13.3％( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった十和田南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -82.4％( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR花輪線 | 現状(2025) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 湯瀬温泉駅 | - | - | - |
| 八幡平駅 | - | 6.6万/坪 (30.3年/118坪) | - |
| 陸中大里駅 | - | - | - |
| 鹿角花輪駅 | 11.3万/坪 (31.8年/117坪) | 21.1万/坪 (38.9年/117坪) | 25.0万/坪 (27.5年/94.0坪) |
| 柴平駅 | - | - | - |
| 十和田南駅 | 1.9万/坪 (63.3年/112坪) | 10.6万/坪 (31.3年/248坪) | 3.7万/坪 (45.3年/182坪) |
| 末広駅 | - | - | - |
| 土深井駅 | - | - | - |
| 沢尻駅 | - | - | - |
| 十二所駅 | - | - | - |
| 大滝温泉駅 | - | - | - |
| 扇田駅 | - | - | 7.0万/坪 (46.3年/78.7坪) |
| 東大館駅 | - | - | - |
| 大館駅 | 21.5万/坪 (38.3年/105坪) | 24.7万/坪 (37.4年/90.0坪) | 36.8万/坪 (33.6年/128坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大館駅 21.5 万/坪(昨年同期比 -13.3 ％)
大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.5万円/坪(6.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -13.3％( -3.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 4 件(１年前(2024年)に比べて -71.4％( -10件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 38.3年(昨年 37.4年から +2.5 ％増)。平均土地面積は 104.7 坪 (昨年 90.0 坪から +16.4 ％増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 81.0 坪から -59.9 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2024年 31.6 分 → 2025年 25.8 分、-18.4 ％と減少)
価格下落要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 53.8 ％ → 2025年 75.0 ％)
十和田南駅 1.9 万/坪(昨年同期比 -82.4 ％)
十和田南駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.9万円/坪(0.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2024年)に比べて -82.4％( -8.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2024年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 63.3年(昨年 31.3年から +102.4 ％増)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 248.1 坪から -54.9 ％減)。平均建物面積は 48.4 坪 (昨年 128.1 坪から -62.2 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2024年 50.0 分 → 2025年 13.0 分、-74.0 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2024年 31.3 年 → 2025年 63.3 年、+102.4 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2024年 33.3 ％ → 2025年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示