【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期のJR花輪線 (湯瀬温泉駅~大館駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.1万円/坪(7.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -53.5%( -26.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 33 件(1年前(2019年)に比べて +83.3%( +15件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.9年(昨年 21.4年から +35.2 %増)。平均土地面積は 173.6 坪 (昨年 86.2 坪から +101.4 %増)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 46.3 坪から +63.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、建物面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。全ての駅において下落した。
上位 1 駅(大館駅)は -39.9 %(坪単価 -22.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(扇田駅)は -92.9 %(坪単価 -36.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 35.3 % → 2020年 25.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 21.4 年 → 2020年 28.9 年、+35.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 24.4 分 → 2020年 30.2 分、+23.7 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 17.6 % → 2020年 48.4 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 47.1 % → 2020年 16.1 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -39.9%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2019年)に比べて +35.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった扇田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -92.9%( -36.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
JR花輪線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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湯瀬温泉駅 | - | - | - |
八幡平駅 | 12.9万/坪 (31.0年/201坪) | - | 0.5万/坪 (31.0年/154坪) |
陸中大里駅 | - | - | - |
鹿角花輪駅 | 9.5万/坪 (45.0年/174坪) | - | 20.7万/坪 (26.0年/203坪) |
柴平駅 | 29.1万/坪 (15.0年/93.8坪) | - | - |
十和田南駅 | 6.4万/坪 (26.0年/303坪) | 17.2万/坪 (26.5年/333坪) | - |
末広駅 | - | - | |
土深井駅 | - | - | - |
沢尻駅 | - | - | - |
十二所駅 | - | - | - |
大滝温泉駅 | 12.7万/坪 (27.0年/148坪) | - | - |
扇田駅 | 2.8万/坪 (39.0年/115坪) | 39.5万/坪 (28.5年/107坪) | 8.3万/坪 (0年/75.6坪) |
東大館駅 | 3.6万/坪 (38.0年/63.5坪) | - | - |
大館駅 | 33.7万/坪 (23.6年/178坪) | 56.1万/坪 (19.5年/64.0坪) | 56.6万/坪 (8.3年/63.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
大館駅 33.7 万/坪(昨年同期比 -39.9 %)
大館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 33.7万円/坪(10.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -39.9%( -22.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 19 件(1年前(2019年)に比べて +35.7%( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.6年(昨年 19.5年から +21.0 %増)。平均土地面積は 178.3 坪 (昨年 64.0 坪から +178.7 %増)。平均建物面積は 59.0 坪 (昨年 37.3 坪から +57.9 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 38.5 % → 2020年 22.2 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 19.5 年 → 2020年 23.6 年、+21.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 7.7 % → 2020年 38.9 %)
扇田駅 2.8 万/坪(昨年同期比 -92.9 %)
扇田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -92.9%( -36.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 39.0年(昨年 28.5年から +36.8 %増)。平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 107.4 坪から +7.0 %増)。平均建物面積は 133.1 坪 (昨年 25.0 坪から +433.3 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 50.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 28.5 年 → 2020年 39.0 年、+36.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2019年 11.0 分 → 2020年 20.5 分、+86.4 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示