【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の東武伊勢崎線 (県駅~野州山辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.7万円/坪(12.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -28.8%( -16.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2023年)に比べて -91.1%( -51件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 31.2年(昨年 14.7年から +112.8 %増)。平均土地面積は 195.7 坪 (昨年 91.7 坪から +113.5 %増)。平均建物面積は 67.2 坪 (昨年 39.7 坪から +69.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(野州山辺駅)は +115.4 %(坪単価 +51.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(足利市駅)は -94.5 %(坪単価 -64.8 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 15.7 分 → 2024年 13.2 分、-16.0 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.7 年 → 2024年 31.2 年、+112.8 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.1 % → 2024年 40.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.4万円/坪(29.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +115.4%( +51.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった足利市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -94.5%( -64.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
東武伊勢崎線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
県駅 | - | 19.3万/坪 (28.8年/151坪) | 42.5万/坪 (22.1年/90.8坪) |
福居駅 | 9.0万/坪 (43.0年/60.5坪) | 60.9万/坪 (11.2年/102坪) | 59.8万/坪 (6.2年/111坪) |
東武和泉駅 | 44.6万/坪 (22.0年/218坪) | 58.9万/坪 (11.0年/63.7坪) | 54.3万/坪 (18.4年/90.7坪) |
足利市駅 | 3.8万/坪 (46.0年/59.0坪) | 68.6万/坪 (11.6年/64.8坪) | 63.0万/坪 (18.1年/94.0坪) |
野州山辺駅 | 96.4万/坪 (23.0年/424坪) | 44.8万/坪 (22.1年/93.1坪) | 33.3万/坪 (28.7年/83.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
野州山辺駅 96.4 万/坪(昨年同期比 +115.4 %)
野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 96.4万円/坪(29.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +115.4%( +51.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -92.3%( -12件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 22.1年から +4.4 %増)。平均土地面積は 423.5 坪 (昨年 93.1 坪から +355.0 %増)。平均建物面積は 72.6 坪 (昨年 42.0 坪から +72.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 17.0 分 → 2024年 2.0 分、-88.2 %と大きく減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 30.8 % → 2024年 100.0 %)
足利市駅 3.8 万/坪(昨年同期比 -94.5 %)
足利市駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.8万円/坪(1.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -94.5%( -64.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -85.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 46.0年(昨年 11.6年から +296.3 %増)。平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 64.8 坪から -8.9 %減)。平均建物面積は 31.8 坪 (昨年 35.5 坪から -10.6 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 11.6 年 → 2024年 46.0 年、+296.3 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示