【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年7月〜9月期の都電荒川線 (三ノ輪橋駅~早稲田駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 166万円/坪(50.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +9.4%( +14.2万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 22 件(1年前(2022年)に比べて +57.1%( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.1年(昨年 17.6年から +65.2 %増)。平均土地面積は 27.1 坪 (昨年 22.7 坪から +19.4 %増)。平均建物面積は 44.9 坪 (昨年 30.0 坪から +49.7 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。熊野前駅、梶原駅、早稲田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは早稲田駅で昨年に比べ +62.2 %、坪単価は 265 万円/坪となった。
上位 1 駅(早稲田駅)は +62.2 %(坪単価 +101.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(小台駅)は -40.9 %(坪単価 -58.6 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 17.6 年 → 2023年 29.1 年、+65.2 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 4.5 分 → 2023年 6.3 分、+40.7 %と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 % → 2023年 38.1 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 27.3 % → 2023年 33.3 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった早稲田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 265万円/坪(80.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +62.2%( +101.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった小台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.8万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -40.9%( -58.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
都電荒川線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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三ノ輪橋駅 | - | - | - |
荒川一中前駅 | - | - | - |
荒川区役所前駅 | 112万/坪 (46.5年/10.6坪) | - | 157万/坪 (0年/16.6坪) |
荒川二丁目駅 | - | - | - |
荒川七丁目駅 | - | - | - |
町屋駅前駅 | - | - | - |
町屋二丁目駅 | 248万/坪 (0.5年/18.2坪) | - | - |
東尾久三丁目駅 | - | 241万/坪 (0.5年/12.1坪) | 159万/坪 (0.5年/14.4坪) |
熊野前駅 | 128万/坪 (22.9年/25.2坪) | 89.0万/坪 (18.5年/21.2坪) | 144万/坪 (13.2年/37.3坪) |
宮ノ前駅 | 159万/坪 (11.5年/18.2坪) | - | 217万/坪 (-0.50年/18.2坪) |
小台駅 | 84.8万/坪 (43.8年/23.3坪) | 143万/坪 (10.5年/21.8坪) | 170万/坪 (2.5年/17.0坪) |
荒川遊園地前駅 | - | - | 344万/坪 (53.5年/56.0坪) |
荒川車庫前駅 | 63.8万/坪 (39.5年/24.2坪) | - | 139万/坪 (13.5年/19.7坪) |
梶原駅 | 233万/坪 (0.5年/16.6坪) | 149万/坪 (19.5年/19.7坪) | - |
栄町駅 | 136万/坪 (56.5年/21.2坪) | - | 195万/坪 (0年/18.2坪) |
飛鳥山駅 | - | - | - |
滝野川一丁目駅 | 95.7万/坪 (57.5年/42.4坪) | - | - |
西ケ原四丁目駅 | 236万/坪 (0.5年/15.1坪) | - | 141万/坪 (35.5年/16.6坪) |
新庚申塚駅 | - | - | - |
庚申塚駅 | - | - | - |
巣鴨新田駅 | - | - | - |
向原駅 | - | - | - |
東池袋四丁目駅 | - | - | - |
都電雑司ケ谷駅 | - | - | - |
鬼子母神前駅 | - | - | - |
学習院下駅 | - | - | - |
面影橋駅 | - | - | - |
早稲田駅 | 265万/坪 (30.7年/44.5坪) | 164万/坪 (37.0年/29.1坪) | 581万/坪 (17.5年/28.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
早稲田駅 265.3 万/坪(昨年同期比 +62.2 %)
早稲田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 265万円/坪(80.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +62.2%( +101.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +25.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.7年(昨年 37.0年から -17.0 %減)。平均土地面積は 44.5 坪 (昨年 29.1 坪から +52.7 %増)。平均建物面積は 84.4 坪 (昨年 37.1 坪から +127.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 37.0 年 → 2023年 30.7 年、-17.0 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 40.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 3.8 分 → 2023年 6.6 分、+76.0 %と大きく増加)
小台駅 84.8 万/坪(昨年同期比 -40.9 %)
小台駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 84.8万円/坪(25.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて -40.9%( -58.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 43.8年(昨年 10.5年から +316.5 %増)。平均土地面積は 23.3 坪 (昨年 21.8 坪から +6.9 %増)。平均建物面積は 37.5 坪 (昨年 28.4 坪から +31.9 %増)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 10.5 年 → 2023年 43.8 年、+316.5 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 6.2 分 → 2023年 11.0 分、+77.4 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 25.0 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示