【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年4月〜6月期のJR磐越西線 (日出谷駅～新津駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.0万円/坪(8.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -24.5％( -8.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(１年前(2022年)に比べて +26.3％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 43.1年(昨年 28.0年から +54.1 ％増)。平均土地面積は 136.8 坪 (昨年 82.7 坪から +65.4 ％増)。平均建物面積は 47.3 坪 (昨年 41.8 坪から +13.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。東新津駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東新津駅で昨年に比べ +14.8 ％、坪単価は 21.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(東新津駅)は +14.8 ％(坪単価 +2.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(北五泉駅)は -92.9 ％(坪単価 -43.5 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 28.0 年 → 2023年 43.1 年、+54.1 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 20.7 分 → 2023年 31.5 分、+51.7 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 35.7 ％ → 2023年 75.0 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 48.6万円/坪(14.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +9.3％( +4.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 10 件(１年前(2022年)に比べて +25.0％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -92.9％( -43.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR磐越西線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 日出谷駅 | - | - | - |
| 鹿瀬駅 | - | 4.5万/坪 (0年/96.0坪) | - |
| 津川駅 | 2.9万/坪 (0年/127坪) | - | - |
| 三川駅 | 14.6万/坪 (0年/575坪) | - | 2.3万/坪 (0年/42.4坪) |
| 五十島駅 | - | - | - |
| 東下条駅 | - | - | - |
| 咲花駅 | - | - | - |
| 馬下駅 | - | - | - |
| 猿和田駅 | - | 3.1万/坪 (37.3年/127坪) | - |
| 五泉駅 | 6.0万/坪 (52.8年/155坪) | 44.1万/坪 (18.3年/76.6坪) | 27.9万/坪 (36.2年/127坪) |
| 北五泉駅 | 3.3万/坪 (58.3年/69.6坪) | 46.8万/坪 (24.8年/62.8坪) | 60.5万/坪 (7.5年/57.9坪) |
| 新関駅 | 5.1万/坪 (0年/293坪) | - | - |
| 東新津駅 | 21.0万/坪 (11.3年/115坪) | 18.3万/坪 (51.8年/111坪) | - |
| 新津駅 | 48.6万/坪 (39.4年/77.4坪) | 44.5万/坪 (24.4年/70.3坪) | 70.8万/坪 (0.25年/49.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東新津駅 21.0 万/坪(昨年同期比 +14.8 ％)
東新津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 21.0万円/坪(6.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて +14.8％( +2.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.3年(昨年 51.8年から -78.3 ％減)。平均土地面積は 115.0 坪 (昨年 111.4 坪から +3.2 ％増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 31.8 坪から +4.8 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 51.8 年 → 2023年 11.3 年、-78.3 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 12.7 分 → 2023年 19.0 分、+50.0 ％と大きく増加)
北五泉駅 3.3 万/坪(昨年同期比 -92.9 ％)
北五泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2022年)に比べて -92.9％( -43.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2022年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 58.3年(昨年 24.8年から +135.3 ％増)。平均土地面積は 69.6 坪 (昨年 62.8 坪から +10.8 ％増)。平均建物面積は 45.4 坪 (昨年 37.8 坪から +20.0 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 17.5 分 → 2023年 13.0 分、-25.7 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 24.8 年 → 2023年 58.3 年、+135.3 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 50.0 ％ → 2023年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示