【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年1月〜9月期の西九州新幹線 (諫早駅~長崎駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.4万円/坪(9.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +22.6%( +6.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 65 件(1年前(2023年)に比べて -45.8%( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 83.6 坪 (昨年 85.6 坪から -2.3 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。長崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは長崎駅で昨年に比べ +21.5 %、坪単価は 39.8 万円/坪となった。
上位 1 駅(長崎駅)は +21.5 %(坪単価 +7.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(諫早駅)は +7.5 %(坪単価 +1.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 49.7 分 → 2024年 37.6 分、-24.3 %と大きく減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +21.5%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 44 件(1年前(2023年)に比べて -43.6%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +7.5%( +1.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
西九州新幹線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
諫早駅 | 16.3万/坪 (134坪) | 15.2万/坪 (106坪) | 13.0万/坪 (148坪) |
長崎駅 | 39.8万/坪 (60.3坪) | 32.8万/坪 (74.1坪) | 32.7万/坪 (84.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長崎駅 39.8 万/坪(昨年同期比 +21.5 %)
長崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.8万円/坪(12.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +21.5%( +7.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 44 件(1年前(2023年)に比べて -43.6%( -34件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 60.3 坪 (昨年 74.1 坪から -18.7 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 62.6 分 → 2024年 47.5 分、-24.1 %と大きく減少)
諫早駅 16.3 万/坪(昨年同期比 +7.5 %)
諫早駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 16.3万円/坪(4.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +7.5%( +1.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 21 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -21件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 133.7 坪 (昨年 105.7 坪から +26.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 25.6 分 → 2024年 16.7 分、-34.7 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示