【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR篠栗線 (桂川駅～吉塚駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 27.9万円/坪(8.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +43.4％( +8.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(１年前(2021年)に比べて -43.9％( -18件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 193.4 坪 (昨年 122.0 坪から +58.5 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。篠栗駅、門松駅、長者原駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは長者原駅で昨年に比べ +89.4 ％、坪単価は 51.2 万円/坪となった。
上位 2 駅(長者原駅、門松駅)は +80.5 ％(坪単価 +17.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(筑前大分駅、吉塚駅)は -59.8 ％(坪単価 -12.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 28.3 分 → 2022年 25.2 分、-10.9 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 12.2 ％ → 2022年 8.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった長者原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +89.4％( +24.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった筑前大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -86.7％( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
| JR篠栗線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 桂川駅 | 4.1万/坪 (142坪) | 3.6万/坪 (111坪) | 2.9万/坪 (91.1坪) |
| 筑前大分駅 | 0.9万/坪 (106坪) | 7.1万/坪 (86.2坪) | - |
| 九郎原駅 | - | - | - |
| 城戸南蔵院前駅 | - | - | - |
| 筑前山手駅 | - | - | - |
| 篠栗駅 | 23.1万/坪 (260坪) | 18.9万/坪 (118坪) | 22.4万/坪 (66.6坪) |
| 門松駅 | 23.3万/坪 (296坪) | 13.6万/坪 (195坪) | 12.0万/坪 (157坪) |
| 長者原駅 | 51.2万/坪 (73.4坪) | 27.0万/坪 (66.6坪) | 21.2万/坪 (152坪) |
| 原町駅 | 44.7万/坪 (56.0坪) | 51.5万/坪 (110坪) | 7.1万/坪 (200坪) |
| 柚須駅 | 59.6万/坪 (256坪) | - | 31.0万/坪 (156坪) |
| 吉塚駅 | 39.2万/坪 (38.6坪) | 58.6万/坪 (58.5坪) | 60.5万/坪 (187坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
長者原駅 51.2 万/坪(昨年同期比 +89.4 ％)
長者原駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 51.2万円/坪(15.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +89.4％( +24.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 73.4 坪 (昨年 66.6 坪から +10.2 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 9.0 分 → 2022年 46.5 分、+416.7 ％と大きく増加)
門松駅 23.3 万/坪(昨年同期比 +71.7 ％)
門松駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.3万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて +71.7％( +9.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて -66.7％( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 296.5 坪 (昨年 194.7 坪から +52.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 29.8 分 → 2022年 26.7 分、-10.4 ％と減少)
筑前大分駅 0.9 万/坪(昨年同期比 -86.7 ％)
筑前大分駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.9万円/坪(0.29万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -86.7％( -6.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -75.0％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 105.9 坪 (昨年 86.2 坪から +22.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 10.5 分 → 2022年 7.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
吉塚駅 39.2 万/坪(昨年同期比 -33.0 ％)
吉塚駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 39.2万円/坪(11.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2021年)に比べて -33.0％( -19.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 38.6 坪 (昨年 58.5 坪から -34.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 12.0 分 → 2022年 15.0 分、+25.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示