【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年1月〜3月期のグリーンライン (中山駅~日吉駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +18.7%( +18.2万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 38 件(1年前(2021年)に比べて -17.4%( -8件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 75.8 坪 (昨年 57.7 坪から +31.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。都筑ふれあいの丘駅、東山田駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東山田駅で昨年に比べ +81.8 %、坪単価は 99.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(東山田駅、都筑ふれあいの丘駅)は +68.7 %(坪単価 +49.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(川和町駅、中山駅)は -31.0 %(坪単価 -21.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 14.7 分 → 2022年 12.8 分、-12.8 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 6.5 % → 2022年 15.8 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった日吉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 168万円/坪(50.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +11.0%( +16.7万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.2万円/坪(14.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -30.8%( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -45.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
グリーンライン | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
中山駅 | 47.2万/坪 (88.2坪) | 68.2万/坪 (84.4坪) | 62.8万/坪 (61.3坪) |
川和町駅 | 49.0万/坪 (251坪) | 71.2万/坪 (48.9坪) | 39.7万/坪 (45.4坪) |
都筑ふれあいの丘駅 | 149万/坪 (79.7坪) | 95.7万/坪 (57.5坪) | 88.0万/坪 (112坪) |
センター南駅 | 156万/坪 (74.1坪) | - | - |
センター北駅 | 168万/坪 (203坪) | - | - |
北山田駅 | - | 80.7万/坪 (75.6坪) | 92.3万/坪 (58.5坪) |
東山田駅 | 99.7万/坪 (43.9坪) | 54.9万/坪 (79.1坪) | 61.9万/坪 (56.0坪) |
高田駅 | 101万/坪 (46.1坪) | 103万/坪 (35.0坪) | 109万/坪 (67.3坪) |
日吉本町駅 | 156万/坪 (80.5坪) | 141万/坪 (38.1坪) | 114万/坪 (36.3坪) |
日吉駅 | 168万/坪 (35.8坪) | 152万/坪 (39.1坪) | 94.5万/坪 (213坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東山田駅 99.7 万/坪(昨年同期比 +81.8 %)
東山田駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 99.7万円/坪(30.2万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +81.8%( +44.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて -28.6%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 43.9 坪 (昨年 79.1 坪から -44.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 11.7 分 → 2022年 10.2 分、-12.9 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 14.3 % → 2022年 20.0 %)
都筑ふれあいの丘駅 148.9 万/坪(昨年同期比 +55.6 %)
都筑ふれあいの丘駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 149万円/坪(45.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +55.6%( +53.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2021年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 79.7 坪 (昨年 57.5 坪から +38.6 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 14.5 分 → 2022年 9.7 分、-33.3 %と大きく減少)
川和町駅 49.0 万/坪(昨年同期比 -31.2 %)
川和町駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.0万円/坪(14.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -31.2%( -22.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2021年)に比べて +33.3%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 251.1 坪 (昨年 48.9 坪から +413.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 10.0 分 → 2022年 8.5 分、-15.0 %と減少)
中山駅 47.2 万/坪(昨年同期比 -30.8 %)
中山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.2万円/坪(14.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -30.8%( -21.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて -45.5%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.2 坪 (昨年 84.4 坪から +4.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 21.4 分 → 2022年 13.0 分、-39.1 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示