【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の西武拝島線 (小平駅～拝島駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.6万円/坪(17.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +33.5％( +14.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 45 件(１年前(2020年)に比べて +60.7％( +17件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 63.5 坪から -4.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。小平駅、東大和市駅、玉川上水駅、武蔵砂川駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは武蔵砂川駅で昨年に比べ +67.9 ％、坪単価は 62.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(武蔵砂川駅、玉川上水駅)は +53.0 ％(坪単価 +21.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(西武立川駅、拝島駅)は -7.1 ％(坪単価 -2.3 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 3.6 ％ → 2021年 6.7 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小平駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 73.6万円/坪(22.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +35.7％( +19.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +800.0％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西武立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -23.3％( -9.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +80.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 西武拝島線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 小平駅 | 73.6万/坪 (35.8坪) | 54.2万/坪 (59.0坪) | 67.5万/坪 (44.6坪) |
| 萩山駅 | - | - | - |
| 小川駅 | 75.9万/坪 (27.2坪) | - | 70.7万/坪 (15.6坪) |
| 東大和市駅 | 56.0万/坪 (75.1坪) | 44.8万/坪 (60.5坪) | 50.7万/坪 (45.4坪) |
| 玉川上水駅 | 66.0万/坪 (217坪) | 47.8万/坪 (114坪) | 52.9万/坪 (303坪) |
| 武蔵砂川駅 | 62.7万/坪 (41.7坪) | 37.4万/坪 (68.6坪) | 43.9万/坪 (183坪) |
| 西武立川駅 | 30.9万/坪 (77.1坪) | 40.3万/坪 (44.8坪) | 50.6万/坪 (43.4坪) |
| 拝島駅 | 58.2万/坪 (39.6坪) | 53.4万/坪 (36.8坪) | 33.9万/坪 (89.6坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
武蔵砂川駅 62.7 万/坪(昨年同期比 +67.9 ％)
武蔵砂川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.7万円/坪(19.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +67.9％( +25.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 41.7 坪 (昨年 68.6 坪から -39.1 ％減)。
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2020年 10.0 ％ → 2021年 10.0 ％)
玉川上水駅 66.0 万/坪(昨年同期比 +38.1 ％)
玉川上水駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 66.0万円/坪(20.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +38.1％( +18.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて -33.3％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 217.0 坪 (昨年 113.9 坪から +90.5 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.0 分 → 2021年 12.0 分、-29.4 ％と大きく減少)
西武立川駅 30.9 万/坪(昨年同期比 -23.3 ％)
西武立川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 30.9万円/坪(9.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -23.3％( -9.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2020年)に比べて +80.0％( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 77.1 坪 (昨年 44.8 坪から +72.3 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 19.6 分 → 2021年 23.6 分、+20.2 ％と大きく増加)
拝島駅 58.2 万/坪(昨年同期比 +9.1 ％)
拝島駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 58.2万円/坪(17.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +9.1％( +4.8万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +66.7％( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 39.6 坪 (昨年 36.8 坪から +7.7 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 10.3 分 → 2021年 11.6 分、+12.3 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示