【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年4月〜6月期の名鉄犬山線 (下小田井駅～犬山遊園駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 23.4万円/坪(7.1万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -0.1％( -0.0万円/坪)と僅かに下落しています。売買数は 122 件(１年前(2020年)に比べて +31.2％( +29件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 89.9 坪 (昨年 94.5 坪から -4.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 10 駅に対して、値下がりした駅数は 4 駅。全体的に上昇基調。中小田井駅、大山寺駅、扶桑駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは石仏駅で昨年に比べ +135.2 ％、坪単価は 19.7 万円/坪となった。
上位 2 駅(石仏駅、中小田井駅)は +96.0 ％(坪単価 +14.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(岩倉駅、下小田井駅)は -38.3 ％(坪単価 -13.2 万円/坪)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 17.9 分 → 2021年 20.0 分、+11.5 ％と増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 8.6 ％ → 2021年 4.9 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった中小田井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.1万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +56.8％( +17.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった犬山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.6万円/坪(2.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -25.5％( -3.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 名鉄犬山線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 下小田井駅 | 24.4万/坪 (28.7坪) | 34.5万/坪 (34.8坪) | 36.7万/坪 (40.8坪) |
| 中小田井駅 | 47.1万/坪 (110坪) | 30.1万/坪 (333坪) | - |
| 上小田井駅 | 46.3万/坪 (56.5坪) | 44.3万/坪 (43.4坪) | 42.6万/坪 (67.1坪) |
| 西春駅 | 32.4万/坪 (63.4坪) | 30.1万/坪 (97.5坪) | 32.0万/坪 (126坪) |
| 徳重・名古屋芸大駅 | 28.5万/坪 (92.1坪) | 26.4万/坪 (89.4坪) | 32.4万/坪 (66.2坪) |
| 大山寺駅 | 17.7万/坪 (109坪) | 12.1万/坪 (116坪) | 25.6万/坪 (87.3坪) |
| 岩倉駅 | 18.2万/坪 (92.3坪) | 34.4万/坪 (72.3坪) | 25.3万/坪 (144坪) |
| 石仏駅 | 19.7万/坪 (103坪) | 8.4万/坪 (124坪) | 19.7万/坪 (115坪) |
| 布袋駅 | 15.2万/坪 (83.8坪) | 14.2万/坪 (152坪) | 16.5万/坪 (187坪) |
| 江南駅 | 19.8万/坪 (103坪) | 19.3万/坪 (85.1坪) | 12.8万/坪 (96.3坪) |
| 柏森駅 | 21.1万/坪 (89.5坪) | 20.2万/坪 (52.4坪) | 20.1万/坪 (139坪) |
| 扶桑駅 | 23.4万/坪 (51.1坪) | 17.2万/坪 (69.8坪) | 23.4万/坪 (45.1坪) |
| 木津用水駅 | - | 24.1万/坪 (60.5坪) | - |
| 犬山口駅 | 21.1万/坪 (62.0坪) | 23.5万/坪 (90.8坪) | 22.5万/坪 (105坪) |
| 犬山駅 | 9.6万/坪 (138坪) | 12.9万/坪 (111坪) | 35.3万/坪 (65.0坪) |
| 犬山遊園駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
石仏駅 19.7 万/坪(昨年同期比 +135.2 ％)
石仏駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.7万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +135.2％( +11.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(１年前(2020年)に比べて +200.0％( +8件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 102.6 坪 (昨年 124.0 坪から -17.3 ％減)。
中小田井駅 47.1 万/坪(昨年同期比 +56.8 ％)
中小田井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.1万円/坪(14.2万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて +56.8％( +17.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2020年)に比べて +100.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 110.4 坪 (昨年 332.8 坪から -66.8 ％減)。
岩倉駅 18.2 万/坪(昨年同期比 -47.1 ％)
岩倉駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.2万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -47.1％( -16.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて -27.3％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 92.3 坪 (昨年 72.3 坪から +27.6 ％増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 10.8 分 → 2021年 19.6 分、+81.4 ％と大きく増加)
下小田井駅 24.4 万/坪(昨年同期比 -29.4 ％)
下小田井駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 24.4万円/坪(7.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2020年)に比べて -29.4％( -10.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 34.8 坪から -17.4 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 11.0 分 → 2021年 3.0 分、-72.7 ％と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示