【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2020年10月〜12月期の近鉄御所線 (尺土駅～近鉄御所駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -24.4％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 22 件(１年前(2019年)に比べて +120.0％( +12件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 115.6 坪 (昨年 156.6 坪から -26.2 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。近鉄御所駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは近鉄御所駅で昨年に比べ +56.9 ％、坪単価は 2.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(近鉄御所駅)は +56.9 ％(坪単価 +1.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(尺土駅)は -23.1 ％(坪単価 -4.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 14.9 分 → 2020年 12.9 分、-13.7 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2019年 10.0 ％ → 2020年 9.1 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった近鉄新庄駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 18.3万円/坪(5.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -18.3％( -4.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +200.0％( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった近鉄御所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +56.9％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
| 近鉄御所線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 尺土駅 | 15.4万/坪 (122坪) | 20.0万/坪 (69.6坪) | 19.5万/坪 (240坪) |
| 近鉄新庄駅 | 18.3万/坪 (94.9坪) | 22.4万/坪 (174坪) | 10.2万/坪 (213坪) |
| 忍海駅 | - | 18.9万/坪 (63.5坪) | 3.5万/坪 (213坪) |
| 近鉄御所駅 | 2.9万/坪 (144坪) | 1.8万/坪 (545坪) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
近鉄御所駅 2.9 万/坪(昨年同期比 +56.9 ％)
近鉄御所駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて +56.9％( +1.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2019年)に比べて +300.0％( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 143.7 坪 (昨年 544.5 坪から -73.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 30.0 分 → 2020年 17.8 分、-40.8 ％と大きく減少)
尺土駅 15.4 万/坪(昨年同期比 -23.1 ％)
尺土駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 15.4万円/坪(4.6万円/㎡)です。土地相場は１年前(2019年)に比べて -23.1％( -4.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 9 件(１年前(2019年)に比べて +125.0％( +5件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 121.5 坪 (昨年 69.6 坪から +74.6 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2019年 12.5 分 → 2020年 10.6 分、-15.6 ％と減少)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 ％ → 2020年 22.2 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示