【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の近鉄大阪線 (大阪上本町駅～大阪教育大前駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.2万円/坪(20.9万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +4.3％( +2.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 7 件(１年前(2023年)に比べて -78.8％( -26件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 51.4 坪 (昨年 78.7 坪から -34.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。近鉄八尾駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは今里駅で昨年に比べ +102.1 ％、坪単価は 152 万円/坪となった。
上位 1 駅(今里駅)は +102.1 ％(坪単価 +76.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(俊徳道駅)は -45.3 ％(坪単価 -50.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 9.8 分 → 2024年 7.9 分、-19.5 ％と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 3.0 ％ → 2024年 14.3 ％)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 27.3 ％ → 2024年 14.3 ％)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった今里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(46.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +102.1％( +76.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった河内山本駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.1万円/坪(16.4万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +3.3％( +1.7万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -87.5％( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 近鉄大阪線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 大阪上本町駅 | - | - | 316万/坪 (69.6坪) |
| 鶴橋駅 | - | - | 136万/坪 (62.9坪) |
| 今里駅 | 152万/坪 (30.3坪) | 75.2万/坪 (32.3坪) | 73.1万/坪 (45.0坪) |
| 布施駅 | - | - | 96.2万/坪 (99.8坪) |
| 俊徳道駅 | 61.2万/坪 (40.8坪) | 112万/坪 (104坪) | 38.1万/坪 (19.7坪) |
| 長瀬駅 | - | 78.1万/坪 (61.8坪) | 56.7万/坪 (40.1坪) |
| 弥刀駅 | - | 41.3万/坪 (60.5坪) | 56.7万/坪 (21.2坪) |
| 久宝寺口駅 | - | 64.3万/坪 (545坪) | 54.8万/坪 (44.6坪) |
| 近鉄八尾駅 | 96.2万/坪 (33.3坪) | 65.8万/坪 (118坪) | 69.4万/坪 (30.3坪) |
| 河内山本駅 | 54.1万/坪 (66.6坪) | 52.4万/坪 (58.2坪) | 66.8万/坪 (95.0坪) |
| 高安駅 | 66.1万/坪 (40.8坪) | 68.1万/坪 (41.8坪) | 23.9万/坪 (62.5坪) |
| 恩智駅 | - | 44.4万/坪 (37.3坪) | 35.0万/坪 (77.6坪) |
| 法善寺駅 | - | - | 36.4万/坪 (24.2坪) |
| 堅下駅 | 37.0万/坪 (127坪) | - | 24.8万/坪 (12.1坪) |
| 安堂駅 | - | - | - |
| 河内国分駅 | - | - | 17.0万/坪 (71.6坪) |
| 大阪教育大前駅 | 17.5万/坪 (21.2坪) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
今里駅 152.1 万/坪(昨年同期比 +102.1 ％)
今里駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 152万円/坪(46.0万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて +102.1％( +76.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 30.3 坪 (昨年 32.3 坪から -6.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 5.3 分 → 2024年 1.0 分、-81.2 ％と大きく減少)
俊徳道駅 61.2 万/坪(昨年同期比 -45.3 ％)
俊徳道駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 61.2万円/坪(18.5万円/㎡)です。土地相場は１年前(2023年)に比べて -45.3％( -50.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 104.4 坪から -60.9 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 5.0 分 → 2024年 8.0 分、+60.0 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示