【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2024年4月〜6月期の東武東上本線 (和光市駅~寄居駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.0万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -4.7%( -1.7万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 80 件(1年前(2023年)に比べて -53.5%( -92件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 93.2 坪 (昨年 114.5 坪から -18.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 11 駅に対して、値下がりした駅数は 10 駅。ほとんどの駅において下落した。朝霞台駅、新河岸駅、川越駅、坂戸駅、北坂戸駅、高坂駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは新河岸駅で昨年に比べ +98.2 %、坪単価は 72.6 万円/坪となった。
上位 2 駅(新河岸駅、坂戸駅)は +79.7 %(坪単価 +24.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(森林公園駅、武蔵嵐山駅)は -94.7 %(坪単価 -11.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 5.8 % → 2024年 10.0 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった朝霞駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.5万円/坪(23.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +4.3%( +3.2万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった森林公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.0%( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -77.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
東武東上本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
和光市駅 | - | 69.3万/坪 (205坪) | 114万/坪 (92.3坪) |
朝霞駅 | 78.5万/坪 (36.3坪) | 75.3万/坪 (84.3坪) | 91.5万/坪 (38.3坪) |
朝霞台駅 | 61.7万/坪 (37.8坪) | 49.7万/坪 (153坪) | 58.7万/坪 (80.5坪) |
志木駅 | 66.1万/坪 (30.3坪) | 76.5万/坪 (56.4坪) | 113万/坪 (43.5坪) |
柳瀬川駅 | - | - | 84.1万/坪 (38.6坪) |
みずほ台駅 | 70.3万/坪 (51.0坪) | 60.9万/坪 (80.9坪) | 36.8万/坪 (106坪) |
鶴瀬駅 | 53.8万/坪 (84.7坪) | 60.7万/坪 (134坪) | 52.5万/坪 (155坪) |
ふじみ野駅 | 35.4万/坪 (56.5坪) | 30.5万/坪 (66.0坪) | 6.7万/坪 (365坪) |
上福岡駅 | 55.1万/坪 (44.2坪) | 72.0万/坪 (38.6坪) | 33.0万/坪 (72.6坪) |
新河岸駅 | 72.6万/坪 (40.8坪) | 36.7万/坪 (59.9坪) | 38.9万/坪 (62.0坪) |
川越駅 | 61.0万/坪 (82.4坪) | 42.7万/坪 (160坪) | 55.5万/坪 (90.8坪) |
川越市駅 | - | 40.9万/坪 (61.3坪) | 83.3万/坪 (87.7坪) |
霞ケ関駅 | 3.3万/坪 (72.6坪) | 30.6万/坪 (41.3坪) | 51.0万/坪 (44.9坪) |
鶴ケ島駅 | 7.3万/坪 (133坪) | 30.6万/坪 (56.5坪) | 24.9万/坪 (78.5坪) |
若葉駅 | 31.0万/坪 (103坪) | 38.3万/坪 (67.0坪) | 28.3万/坪 (48.8坪) |
坂戸駅 | 35.1万/坪 (140坪) | 21.7万/坪 (90.8坪) | 33.4万/坪 (113坪) |
北坂戸駅 | 31.0万/坪 (81.2坪) | 20.5万/坪 (144坪) | 3.9万/坪 (136坪) |
高坂駅 | 25.9万/坪 (59.7坪) | 17.3万/坪 (121坪) | 16.9万/坪 (94.4坪) |
東松山駅 | 13.7万/坪 (66.2坪) | 13.0万/坪 (175坪) | 9.6万/坪 (152坪) |
森林公園駅 | 0.09万/坪 (59.0坪) | 9.6万/坪 (138坪) | 7.0万/坪 (126坪) |
つきのわ駅 | 2.8万/坪 (439坪) | 17.9万/坪 (257坪) | 1.1万/坪 (141坪) |
武蔵嵐山駅 | 1.3万/坪 (99.8坪) | 13.9万/坪 (73.7坪) | 5.9万/坪 (125坪) |
小川町駅 | 5.8万/坪 (161坪) | 5.5万/坪 (123坪) | 6.2万/坪 (113坪) |
東武竹沢駅 | - | 0.15万/坪 (66.6坪) | - |
みなみ寄居駅 | - | - | - |
男衾駅 | 0.8万/坪 (130坪) | 6.9万/坪 (40.3坪) | 5.3万/坪 (123坪) |
鉢形駅 | - | - | - |
玉淀駅 | - | 14.8万/坪 (87.7坪) | - |
寄居駅 | - | 9.7万/坪 (75.6坪) | 10.3万/坪 (216坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
新河岸駅 72.6 万/坪(昨年同期比 +98.2 %)
新河岸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 72.6万円/坪(22.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +98.2%( +36.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -81.8%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 40.8 坪 (昨年 59.9 坪から -31.8 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 14.1 分 → 2024年 10.5 分、-25.5 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 9.1 % → 2024年 50.0 %)
坂戸駅 35.1 万/坪(昨年同期比 +61.3 %)
坂戸駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.1万円/坪(10.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて +61.3%( +13.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2023年)に比べて +40.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 139.8 坪 (昨年 90.8 坪から +54.0 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 34.0 分 → 2024年 11.1 分、-67.2 %と大きく減少)
森林公園駅 0.1 万/坪(昨年同期比 -99.0 %)
森林公園駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 0.09万円/坪(0.03万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -99.0%( -9.5万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -77.8%( -7件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 59.0 坪 (昨年 137.6 坪から -57.1 %減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 16.3 分 → 2024年 50.5 分、+209.2 %と大きく増加)
武蔵嵐山駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -90.4 %)
武蔵嵐山駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2023年)に比べて -90.4%( -12.6万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 99.8 坪 (昨年 73.7 坪から +35.4 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.5 分 → 2024年 29.5 分、+118.5 %と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示