【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2023年4月〜6月期の南海加太線 (和歌山市駅~加太駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.1万円/坪(3.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -47.1%( -10.8万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 26 件(1年前(2022年)に比べて +52.9%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 85.5 坪 (昨年 77.4 坪から +10.5 %増)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。東松江駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは中松江駅で昨年に比べ +386.4 %、坪単価は 7.0 万円/坪となった。
上位 2 駅(中松江駅、加太駅)は +272.1 %(坪単価 +5.4 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(紀ノ川駅、八幡前駅)は -31.6 %(坪単価 -6.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2022年 19.9 分 → 2023年 16.3 分、-18.2 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった和歌山市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 28.5万円/坪(8.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -17.5%( -6.1万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて -66.7%( -6件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった中松江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +386.4%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
南海加太線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
和歌山市駅 | 28.5万/坪 (69.1坪) | 34.5万/坪 (54.3坪) | 33.4万/坪 (64.4坪) |
紀ノ川駅 | 14.2万/坪 (77.4坪) | 25.1万/坪 (43.9坪) | 8.8万/坪 (122坪) |
東松江駅 | 10.6万/坪 (145坪) | 8.5万/坪 (175坪) | 9.6万/坪 (123坪) |
中松江駅 | 7.0万/坪 (66.6坪) | 1.4万/坪 (34.8坪) | 6.9万/坪 (37.4坪) |
八幡前駅 | 9.3万/坪 (41.8坪) | 11.6万/坪 (143坪) | 14.6万/坪 (62.6坪) |
西ノ庄駅 | 9.7万/坪 (79.7坪) | 4.8万/坪 (90.8坪) | 12.4万/坪 (110坪) |
二里ケ浜駅 | 5.0万/坪 (112坪) | - | 0.09万/坪 (10.6坪) |
磯ノ浦駅 | - | - | - |
加太駅 | 8.5万/坪 (58.2坪) | 3.3万/坪 (54.5坪) | 25.6万/坪 (46.9坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
中松江駅 7.0 万/坪(昨年同期比 +386.4 %)
中松江駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 7.0万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +386.4%( +5.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2022年)に比べて +200.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 34.8 坪から +91.3 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 9.0 分 → 2023年 19.0 分、+111.1 %と大きく増加)
加太駅 8.5 万/坪(昨年同期比 +157.8 %)
加太駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 8.5万円/坪(2.6万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて +157.8%( +5.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2022年)に比べて +100.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 58.2 坪 (昨年 54.5 坪から +6.9 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 21.0 分 → 2023年 7.5 分、-64.3 %と大きく減少)
紀ノ川駅 14.2 万/坪(昨年同期比 -43.3 %)
紀ノ川駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.2万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -43.3%( -10.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2022年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 77.4 坪 (昨年 43.9 坪から +76.6 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2022年 11.0 分 → 2023年 17.0 分、+54.5 %と大きく増加)
八幡前駅 9.3 万/坪(昨年同期比 -19.9 %)
八幡前駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 9.3万円/坪(2.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2022年)に比べて -19.9%( -2.3万円/坪)と不調に推移しています。売買数は 3 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 41.8 坪 (昨年 142.7 坪から -70.7 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示