【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2022年7月〜9月期のJR姫新線 (姫路駅~上月駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 32.7万円/坪(9.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +42.9%( +9.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 86 件(1年前(2021年)に比べて -10.4%( -10件/坪)と不調に推移しています。)。
平均土地面積は 103.2 坪 (昨年 88.2 坪から +17.0 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 10 分圏内の標準的な物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。姫路駅、余部駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは播磨徳久駅で昨年に比べ +3105.1 %、坪単価は 3.3 万円/坪となった。
上位 2 駅(播磨徳久駅、姫路駅)は +1584.3 %(坪単価 +12.5 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(東觜崎駅、佐用駅)は -57.4 %(坪単価 -6.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 1.0 % → 2022年 1.2 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 5.2 % → 2022年 3.5 %)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +63.5%( +21.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 42 件(1年前(2021年)に比べて -20.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった佐用駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -39.6%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
JR姫新線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
姫路駅 | 56.2万/坪 (88.6坪) | 34.4万/坪 (70.0坪) | 21.0万/坪 (70.7坪) |
播磨高岡駅 | 21.0万/坪 (70.3坪) | - | 20.3万/坪 (157坪) |
余部駅 | 14.2万/坪 (119坪) | 9.1万/坪 (128坪) | 5.5万/坪 (91.8坪) |
太市駅 | - | 11.6万/坪 (363坪) | - |
本竜野駅 | 11.0万/坪 (151坪) | 10.6万/坪 (72.3坪) | 13.2万/坪 (120坪) |
東觜崎駅 | 4.3万/坪 (113坪) | 17.2万/坪 (69.6坪) | 5.1万/坪 (206坪) |
播磨新宮駅 | 6.4万/坪 (110坪) | 8.0万/坪 (81.5坪) | 5.6万/坪 (187坪) |
千本駅 | - | - | - |
西栗栖駅 | - | 0.3万/坪 (175坪) | - |
三日月駅 | - | 6.9万/坪 (393坪) | - |
播磨徳久駅 | 3.3万/坪 (54.5坪) | 0.10万/坪 (48.4坪) | 2.0万/坪 (33.3坪) |
佐用駅 | 1.3万/坪 (75.6坪) | 2.2万/坪 (125坪) | 1.7万/坪 (177坪) |
上月駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
播磨徳久駅 3.3 万/坪(昨年同期比 +3105.1 %)
播磨徳久駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +3105.1%( +3.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 54.5 坪 (昨年 48.4 坪から +12.5 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 120.0 分 → 2022年 1.0 分、-99.2 %と大きく減少)
姫路駅 56.2 万/坪(昨年同期比 +63.5 %)
姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて +63.5%( +21.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 42 件(1年前(2021年)に比べて -20.8%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 88.6 坪 (昨年 70.0 坪から +26.7 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 35.3 分 → 2022年 30.0 分、-15.1 %と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 3.8 % → 2022年 4.8 %)
東觜崎駅 4.3 万/坪(昨年同期比 -75.2 %)
東觜崎駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 4.3万円/坪(1.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -75.2%( -13.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 5 件(1年前(2021年)に比べて +400.0%( +4件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 112.8 坪 (昨年 69.6 坪から +62.2 %増)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 83.2 分、+1980.0 %と大きく増加)
佐用駅 1.3 万/坪(昨年同期比 -39.6 %)
佐用駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 1.3万円/坪(0.4万円/㎡)です。土地相場は1年前(2021年)に比べて -39.6%( -0.9万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2021年)に比べて -83.3%( -5件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 75.6 坪 (昨年 125.3 坪から -39.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 25.0 分 → 2022年 9.0 分、-64.0 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示