JR姫新線 価格相場レポート

土地相場の概況

2021年1月〜3月期のJR姫新線 (姫路駅上月駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.5万円/坪(5.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +11.3%( +2.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 109 件(1年前(2020年)に比べて +29.8%( +25件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 113.1 坪 (昨年 104.5 坪から +8.2 %増)。

近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。

値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。姫路駅余部駅本竜野駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは太市駅で昨年に比べ +223.5 %、坪単価は 3.3 万円/坪となった。

上位 2 駅(太市駅余部駅)は +132.3 %(坪単価 +3.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(佐用駅播磨新宮駅)は -23.8 %(坪単価 -1.2 万円/坪)の下落。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が減少(2020年 54.5 分 → 2021年 44.3 分、-18.7 %と減少)

駅ごとの土地相場について

鉄道路線中、最高値の駅となった姫路駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.9万円/坪(10.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +29.7%( +8.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 43 件(1年前(2020年)に比べて +7.5%( +3件/坪)と堅調に推移しています。)。

鉄道路線中、最低値の駅となった佐用駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -42.4%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

JR姫新線(沿線・駅ごとの土地について)
JR姫新線現状(2021)
(平均築年・面積)
1年前
(平均築年・面積)
2年前
(平均築年・面積)
姫路駅35.9万/坪
(87.4坪)
27.7万/坪
(89.3坪)
26.0万/坪
(93.1坪)
播磨高岡駅19.6万/坪
(58.0坪)
--
余部駅14.1万/坪
(58.8坪)
10.0万/坪
(85.7坪)
14.5万/坪
(83.7坪)
太市駅3.3万/坪
(241坪)
1.0万/坪
(19.7坪)
-
本竜野駅14.7万/坪
(83.0坪)
11.5万/坪
(58.1坪)
14.5万/坪
(68.8坪)
東觜崎駅1.7万/坪
(88.2坪)
-4.9万/坪
(76.0坪)
播磨新宮駅6.8万/坪
(117坪)
7.1万/坪
(139坪)
2.7万/坪
(188坪)
千本駅1.3万/坪
(121坪)
--
西栗栖駅7.5万/坪
(96.8坪)
--
三日月駅0.6万/坪
(358坪)
--
播磨徳久駅--2.5万/坪
(121坪)
佐用駅2.9万/坪
(207坪)
5.0万/坪
(165坪)
6.4万/坪
(117坪)
上月駅--3.3万/坪
(333坪)

※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。

価格変動が大きかった駅について

太市駅3.3 万/坪(昨年同期比 +223.5 %)

太市駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 3.3万円/坪(1.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +223.5%( +2.3万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2020年)に比べて +900.0%( +9件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 241.3 坪 (昨年 19.7 坪から +1127.4 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 14.0 分 → 2021年 25.7 分、+83.6 %と大きく増加)

余部駅14.1 万/坪(昨年同期比 +41.1 %)

余部駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 14.1万円/坪(4.3万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +41.1%( +4.1万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。

平均土地面積は 58.8 坪 (昨年 85.7 坪から -31.4 %減)。

価格上昇要因

  • 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 74.0 分 → 2021年 48.0 分、-35.1 %と大きく減少)

佐用駅2.9 万/坪(昨年同期比 -42.4 %)

佐用駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.9万円/坪(0.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -42.4%( -2.1万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(前年比変わらず)。

平均土地面積は 206.7 坪 (昨年 165.4 坪から +25.0 %増)。

価格下落要因

  • 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 12.8 分 → 2021年 30.2 分、+135.1 %と大きく増加)

播磨新宮駅6.8 万/坪(昨年同期比 -5.1 %)

播磨新宮駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 6.8万円/坪(2.1万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて -5.1%( -0.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 14 件(1年前(2020年)に比べて -39.1%( -9件/坪)と大幅に減少しています。)。

平均土地面積は 116.7 坪 (昨年 139.3 坪から -16.2 %減)。


セグメントごとの取引物件の内訳

対象駅:   セグメント:

※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示

記事:ウチノカチ

※転載・利用時にはURL(https://utinokati.com/)を明記してください(事前許諾等は原則不要)
データ:国土交通省 売却価格情報(過去の実取引情報)

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