【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
土地相場の概況
2021年1月〜3月期の山陽電鉄網干線 (飾磨駅~山陽網干駅)における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 19.8万円/坪(6.0万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +30.4%( +4.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 23 件(1年前(2020年)に比べて -25.8%( -8件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均土地面積は 123.8 坪 (昨年 98.0 坪から +26.3 %増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 5 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。飾磨駅、広畑駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは山陽網干駅で昨年に比べ +180.0 %、坪単価は 12.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(山陽網干駅)は +180.0 %(坪単価 +8.0 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(山陽天満駅)は +4.3 %(坪単価 +0.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2020年 15.3 分 → 2021年 12.5 分、-18.3 %と減少)
駅ごとの土地相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西飾磨駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 25.4万円/坪(7.7万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +7.3%( +1.7万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(1年前(2020年)に比べて +75.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山陽網干駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +180.0%( +8.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +12.5%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
山陽電鉄網干線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
飾磨駅 | 24.4万/坪 (63.0坪) | 19.1万/坪 (64.0坪) | 15.5万/坪 (116坪) |
西飾磨駅 | 25.4万/坪 (155坪) | 23.7万/坪 (49.9坪) | 27.1万/坪 (45.4坪) |
夢前川駅 | - | 13.0万/坪 (136坪) | - |
広畑駅 | 24.6万/坪 (284坪) | 17.2万/坪 (70.6坪) | 18.9万/坪 (127坪) |
山陽天満駅 | 22.8万/坪 (60.0坪) | 21.9万/坪 (87.7坪) | 20.6万/坪 (13.6坪) |
平松駅 | - | 19.4万/坪 (112坪) | 15.4万/坪 (76.1坪) |
山陽網干駅 | 12.5万/坪 (123坪) | 4.5万/坪 (139坪) | 8.6万/坪 (135坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された土地の実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
山陽網干駅 12.5 万/坪(昨年同期比 +180.0 %)
山陽網干駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.5万円/坪(3.8万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +180.0%( +8.0万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 9 件(1年前(2020年)に比べて +12.5%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均土地面積は 123.2 坪 (昨年 139.2 坪から -11.5 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 27.5 分 → 2021年 14.7 分、-46.7 %と大きく減少)
山陽天満駅 22.8 万/坪(昨年同期比 +4.3 %)
山陽天満駅における土地の価格相場(平均取引価格)は坪単価 22.8万円/坪(6.9万円/㎡)です。土地相場は1年前(2020年)に比べて +4.3%( +0.9万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +50.0%( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均土地面積は 60.0 坪 (昨年 87.7 坪から -31.6 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 15.5 分 → 2021年 12.0 分、-22.6 %と大きく減少)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示