【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜3月期のJR山陰本線 (鳥取駅~米子駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -10.2%( -2.5万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 18 件(1年前(2023年)に比べて +28.6%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.8年(昨年 18.9年から -0.7 %減)。平均専有面積は 60.3 ㎡ (昨年 74.3 ㎡から -18.9 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 1 駅(鳥取駅)は +4.8 %(単価 +1.3 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(米子駅)は -38.3 %(単価 -8.4 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 18.6 分 → 2024年 23.9 分、+28.9 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 22.2 % → 2024年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +4.8%( +1.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -38.3%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
JR山陰本線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
鳥取駅 | 29.0万/㎡ (18.7年/70.5㎡) | 27.7万/㎡ (14.3年/84.2㎡) | 25.4万/㎡ (14.6年/80.0㎡) |
湖山駅 | - | 25.3万/㎡ (15.0年/75.0㎡) | 25.3万/㎡ (14.0年/75.0㎡) |
鳥取大学前駅 | - | - | 5.3万/㎡ (31.0年/20.0㎡) |
大山口駅 | - | - | - |
東山公園駅 | - | - | - |
米子駅 | 13.6万/㎡ (19.0年/47.5㎡) | 22.0万/㎡ (24.5年/65.7㎡) | 18.6万/㎡ (22.2年/63.1㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
鳥取駅 29.0 万/㎡(昨年同期比 +4.8 %)
鳥取駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は29.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +4.8%( +1.3万円/㎡)と小幅に上昇しています。売買数は 10 件(1年前(2023年)に比べて +66.7%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 18.7年(昨年 14.3年から +31.2 %増)。平均専有面積は 70.5 ㎡ (昨年 84.2 ㎡から -16.2 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 14.3 年 → 2024年 18.7 年、+31.2 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 50.0 %)
米子駅 13.6 万/㎡(昨年同期比 -38.3 %)
米子駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて -38.3%( -8.4万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて +14.3%( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 19.0年(昨年 24.5年から -22.4 %減)。平均専有面積は 47.5 ㎡ (昨年 65.7 ㎡から -27.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 24.5 年 → 2024年 19.0 年、-22.4 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 27.7 分 → 2024年 43.2 分、+56.1 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 25.0 % → 2024年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示