【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期のJR両毛線 (山前駅～小山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +6.6％( +1.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 16 件(１年前(2021年)に比べて -15.8％( -3件/㎡)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 17.7年(昨年 16.0年から +10.8 ％増)。平均専有面積は 68.1 ㎡ (昨年 68.7 ㎡から -0.8 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。山前駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは山前駅で昨年に比べ +6.2 ％、単価は 8.5 万円/㎡となった。
上位 1 駅(山前駅)は +6.2 ％(単価 +0.5 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(栃木駅)は -5.2 ％(単価 -1.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 10.7 分 → 2022年 8.6 分、-19.9 ％と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 16.0 年 → 2022年 17.7 年、+10.8 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 17.6 ％ → 2022年 35.7 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった小山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +2.7％( +0.8万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 11 件(１年前(2021年)に比べて -15.4％( -2件/㎡)と不調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった山前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +6.2％( +0.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| JR両毛線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 山前駅 | 8.5万/㎡ (0年/20.0㎡) | 8.0万/㎡ (36.3年/30.0㎡) | - |
| 足利駅 | 13.3万/㎡ (0年/60.0㎡) | 13.5万/㎡ (23.3年/45.0㎡) | - |
| 佐野駅 | - | 10.0万/㎡ (0年/60.0㎡) | - |
| 栃木駅 | 26.1万/㎡ (14.9年/83.3㎡) | 27.5万/㎡ (13.3年/80.0㎡) | - |
| 小山駅 | 28.7万/㎡ (18.4年/69.1㎡) | 27.9万/㎡ (14.3年/74.2㎡) | 22.4万/㎡ (17.5年/63.3㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
山前駅 8.5 万/㎡(昨年同期比 +6.2 ％)
山前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は8.5万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +6.2％( +0.5万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 30.0 ㎡から -33.3 ％減)。
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 8.0 分 → 2022年 15.0 分、+87.5 ％と大きく増加)
栃木駅 26.1 万/㎡(昨年同期比 -5.2 ％)
栃木駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -5.2％( -1.4万円/㎡)と弱含みに推移しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 14.9年(昨年 13.3年から +12.6 ％増)。平均専有面積は 83.3 ㎡ (昨年 80.0 ㎡から +4.2 ％増)。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 13.3 年 → 2022年 14.9 年、+12.6 ％と増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示