【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜9月期のJR白新線 (新潟駅~新発田駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +6.6%( +1.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 127 件(1年前(2023年)に比べて -47.5%( -115件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.7年(昨年 28.5年から +4.2 %増)。平均専有面積は 59.9 ㎡ (昨年 62.8 ㎡から -4.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。大形駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは大形駅で昨年に比べ +45.6 %、単価は 22.3 万円/㎡となった。
上位 1 駅(大形駅)は +45.6 %(単価 +7.0 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(新潟駅)は +5.1 %(単価 +1.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 17.9 分 → 2024年 15.5 分、-13.7 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.4 % → 2024年 2.5 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 52.7 % → 2024年 49.0 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 7.2 % → 2024年 3.3 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.2 % → 2024年 20.2 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +5.1%( +1.2万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 124 件(1年前(2023年)に比べて -46.3%( -107件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった東新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は21.6万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +8.0%( +1.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
JR白新線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
新潟駅 | 25.2万/㎡ (29.9年/59.2㎡) | 24.0万/㎡ (28.6年/62.6㎡) | 23.5万/㎡ (28.8年/60.4㎡) |
東新潟駅 | 21.6万/㎡ (26.0年/125㎡) | 20.0万/㎡ (27.3年/70.0㎡) | 18.7万/㎡ (24.0年/83.8㎡) |
大形駅 | 22.3万/㎡ (23.0年/67.5㎡) | 15.3万/㎡ (24.3年/76.4㎡) | 18.4万/㎡ (23.9年/71.7㎡) |
豊栄駅 | - | - | - |
西新発田駅 | - | 18.8万/㎡ (16.0年/80.0㎡) | - |
新発田駅 | - | 11.2万/㎡ (40.4年/30.0㎡) | 9.1万/㎡ (33.5年/55.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
大形駅 22.3 万/㎡(昨年同期比 +45.6 %)
大形駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +45.6%( +7.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2023年)に比べて -71.4%( -5件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 23.0年(昨年 24.3年から -5.4 %減)。平均専有面積は 67.5 ㎡ (昨年 76.4 ㎡から -11.7 %減)。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 100.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 19.0 分 → 2024年 23.0 分、+21.1 %と大きく増加)
新潟駅 25.2 万/㎡(昨年同期比 +5.1 %)
新潟駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.2万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2023年)に比べて +5.1%( +1.2万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 124 件(1年前(2023年)に比べて -46.3%( -107件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.9年(昨年 28.6年から +4.6 %増)。平均専有面積は 59.2 ㎡ (昨年 62.6 ㎡から -5.4 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 18.0 分 → 2024年 15.5 分、-14.2 %と減少)
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 0.4 % → 2024年 1.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が小幅減少(全取引物件に占める割合が 2023年 51.8 % → 2024年 47.5 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 6.6 % → 2024年 3.4 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 19.5 % → 2024年 20.8 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示