【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の伊予鉄横河原線 (松山市駅～横河原駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +33.6％( +6.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 21.6年(昨年 24.2年から -10.6 ％減)。平均専有面積は 59.3 ㎡ (昨年 46.1 ㎡から +28.7 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。松山市駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは福音寺駅で昨年に比べ +119.1 ％、単価は 20.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(福音寺駅)は +119.1 ％(単価 +10.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(北久米駅)は -49.1 ％(単価 -8.7 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2021年 24.2 年 → 2022年 21.6 年、-10.6 ％と減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2021年 11.8 分 → 2022年 8.9 分、-24.2 ％と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 21.4 ％ → 2022年 42.9 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった松山市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は47.4万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +89.5％( +22.4万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(１年前(2021年)に比べて +33.3％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった北久米駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -49.1％( -8.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 伊予鉄横河原線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 松山市駅 | 47.4万/㎡ (13.8年/72.5㎡) | 25.0万/㎡ (26.9年/66.7㎡) | 43.1万/㎡ (4.9年/90.0㎡) |
| 石手川公園駅 | 17.5万/㎡ (35.3年/80.0㎡) | 30.0万/㎡ (13.3年/80.0㎡) | - |
| いよ立花駅 | 18.5万/㎡ (26.6年/53.3㎡) | 18.7万/㎡ (24.0年/32.5㎡) | - |
| 福音寺駅 | 20.1万/㎡ (21.3年/40.0㎡) | 9.2万/㎡ (31.6年/20.0㎡) | 11.0万/㎡ (30.3年/20.0㎡) |
| 北久米駅 | 9.0万/㎡ (33.3年/20.0㎡) | 17.7万/㎡ (20.3年/47.5㎡) | 38.8万/㎡ (2.3年/80.0㎡) |
| 久米駅 | 17.4万/㎡ (19.3年/67.5㎡) | - | 22.9万/㎡ (24.3年/70.0㎡) |
| 鷹ノ子駅 | - | - | - |
| 平井駅 | - | - | - |
| 牛渕団地前駅 | - | 23.8万/㎡ (13.3年/80.0㎡) | - |
| 横河原駅 | 9.7万/㎡ (18.3年/65.0㎡) | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
福音寺駅 20.1 万/㎡(昨年同期比 +119.1 ％)
福音寺駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は20.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +119.1％( +10.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(１年前(2021年)に比べて -33.3％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 21.3年(昨年 31.6年から -32.7 ％減)。平均専有面積は 40.0 ㎡ (昨年 20.0 ㎡から +100.0 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 31.6 年 → 2022年 21.3 年、-32.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 50.0 ％)
北久米駅 9.0 万/㎡(昨年同期比 -49.1 ％)
北久米駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は9.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -49.1％( -8.7万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2021年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 33.3年(昨年 20.3年から +64.2 ％増)。平均専有面積は 20.0 ㎡ (昨年 47.5 ㎡から -57.9 ％減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2021年 20.3 年 → 2022年 33.3 年、+64.2 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2021年 24.0 分 → 2022年 28.0 分、+16.7 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示