【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年1月〜3月期のJR可部線 (横川駅~あき亀山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.8万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +8.5%( +2.6万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 28 件(1年前(2020年)に比べて +460.0%( +23件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 20.3年(昨年 27.5年から -26.4 %減)。平均専有面積は 70.7 ㎡ (昨年 58.0 ㎡から +21.9 %増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。ほとんどの駅において下落した。横川駅、下祇園駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは横川駅で昨年に比べ +63.1 %、単価は 35.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(横川駅)は +63.1 %(単価 +13.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(大町駅)は +8.3 %(単価 +3.4 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 27.5 年 → 2021年 20.3 年、-26.4 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 9.2 分 → 2021年 7.8 分、-15.4 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 39.3 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +8.3%( +3.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった下祇園駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +23.1%( +5.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2020年)に比べて +200.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
JR可部線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
横川駅 | 35.9万/㎡ (23.4年/68.8㎡) | 22.0万/㎡ (30.0年/20.0㎡) | 33.5万/㎡ (21.5年/52.5㎡) |
三滝駅 | 10.0万/㎡ (32.0年/75.0㎡) | - | - |
安芸長束駅 | - | - | 32.3万/㎡ (0年/65.0㎡) |
下祇園駅 | 28.4万/㎡ (24.0年/75.0㎡) | 23.1万/㎡ (0年/65.0㎡) | - |
古市橋駅 | 18.6万/㎡ (42.0年/67.5㎡) | - | 8.0万/㎡ (35.0年/70.0㎡) |
大町駅 | 44.1万/㎡ (8.5年/68.8㎡) | 40.7万/㎡ (0年/70.0㎡) | 22.5万/㎡ (22.0年/70.0㎡) |
緑井駅 | - | 24.6万/㎡ (25.0年/65.0㎡) | 18.5万/㎡ (24.0年/65.0㎡) |
七軒茶屋駅 | 45.8万/㎡ (3.6年/79.0㎡) | - | - |
梅林駅 | 12.9万/㎡ (34.0年/55.0㎡) | - | - |
上八木駅 | - | - | - |
中島駅 | - | - | - |
可部駅 | 21.2万/㎡ (20.0年/80.0㎡) | - | - |
河戸帆待川駅 | 23.1万/㎡ (26.0年/67.5㎡) | - | 24.6万/㎡ (19.0年/65.0㎡) |
あき亀山駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
横川駅 35.9 万/㎡(昨年同期比 +63.1 %)
横川駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は35.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +63.1%( +13.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(1年前(2020年)に比べて +700.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.4年(昨年 30.0年から -22.1 %減)。平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 20.0 ㎡から +243.8 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.0 年 → 2021年 23.4 年、-22.1 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 % → 2021年 25.0 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 6.0 分 → 2021年 8.8 分、+45.8 %と大きく増加)
大町駅 44.1 万/㎡(昨年同期比 +8.3 %)
大町駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は44.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2020年)に比べて +8.3%( +3.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 4 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均専有面積は 68.8 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から -1.8 %減)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示