【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2023年1月〜12月期の水島臨海鉄道 (球場前駅~水島駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は19.5万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -15.7%( -3.6万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 16 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +4件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.2年(昨年 20.4年から +32.8 %増)。平均専有面積は 62.2 ㎡ (昨年 81.2 ㎡から -23.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。球場前駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは球場前駅で昨年に比べ +38.4 %、単価は 22.4 万円/㎡となった。
上位 1 駅(球場前駅)は +38.4 %(単価 +6.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(福井駅)は -32.1 %(単価 -8.1 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 15.5 分 → 2023年 7.8 分、-50.0 %と大きく減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 8.3 % → 2023年 18.8 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 20.4 年 → 2023年 27.2 年、+32.8 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 27.3 % → 2023年 50.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった西富井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -1.1%( -0.4万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(1年前(2022年)に比べて -75.0%( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -32.1%( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
水島臨海鉄道 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
球場前駅 | 22.4万/㎡ (21.9年/77.5㎡) | 16.2万/㎡ (31.8年/130㎡) | 26.2万/㎡ (12.5年/80.0㎡) |
西富井駅 | 32.3万/㎡ (19.0年/65.0㎡) | 32.7万/㎡ (8.6年/83.8㎡) | 15.4万/㎡ (36.5年/60.0㎡) |
福井駅 | 17.0万/㎡ (30.4年/62.5㎡) | 25.1万/㎡ (22.8年/68.3㎡) | 16.1万/㎡ (36.2年/65.0㎡) |
弥生駅 | - | 13.1万/㎡ (30.8年/55.0㎡) | 12.7万/㎡ (29.3年/55.0㎡) |
栄駅 | 19.3万/㎡ (32.7年/28.3㎡) | - | 9.5万/㎡ (30.8年/60.0㎡) |
常盤駅 | 10.0万/㎡ (32.1年/65.0㎡) | - | - |
水島駅 | - | 14.3万/㎡ (22.8年/83.3㎡) | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
球場前駅 22.4 万/㎡(昨年同期比 +38.4 %)
球場前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.4万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて +38.4%( +6.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 6 件(1年前(2022年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 21.9年(昨年 31.8年から -31.0 %減)。平均専有面積は 77.5 ㎡ (昨年 130.0 ㎡から -40.4 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 31.8 年 → 2023年 21.9 年、-31.0 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2022年 16.0 分 → 2023年 6.0 分、-62.5 %と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 100.0 % → 2023年 50.0 %)
福井駅 17.0 万/㎡(昨年同期比 -32.1 %)
福井駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は17.0万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2022年)に比べて -32.1%( -8.1万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 30.4年(昨年 22.8年から +33.5 %増)。平均専有面積は 62.5 ㎡ (昨年 68.3 ㎡から -8.5 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2022年 22.8 年 → 2023年 30.4 年、+33.5 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 50.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示