【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2021年4月〜6月期の阪急箕面線 (石橋阪大前駅～箕面駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は28.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +25.8％( +5.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 28 件(１年前(2020年)に比べて +211.1％( +19件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 27.6年(昨年 25.8年から +6.7 ％増)。平均専有面積は 83.2 ㎡ (昨年 72.8 ㎡から +14.3 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。牧落駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは箕面駅で昨年に比べ +207.1 ％、単価は 24.0 万円/㎡となった。
上位 1 駅(箕面駅)は +207.1 ％(単価 +16.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(石橋阪大前駅)は -10.5 ％(単価 -3.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 17.8 分 → 2021年 11.9 分、-32.9 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 21.4 ％)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 22.2 ％ → 2021年 46.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった牧落駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は36.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +88.8％( +17.3万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2020年)に比べて +50.0％( +1件/㎡)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった箕面駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +207.1％( +16.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
| 阪急箕面線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 石橋阪大前駅 | 32.3万/㎡ (26.4年/80.8㎡) | 36.0万/㎡ (12.8年/81.2㎡) | 36.8万/㎡ (10.0年/61.2㎡) |
| 桜井駅 | 21.7万/㎡ (39.5年/73.8㎡) | - | 41.2万/㎡ (12.3年/80.0㎡) |
| 牧落駅 | 36.9万/㎡ (12.9年/91.7㎡) | 19.5万/㎡ (21.8年/80.0㎡) | 27.2万/㎡ (34.6年/88.3㎡) |
| 箕面駅 | 24.0万/㎡ (28.9年/88.8㎡) | 7.8万/㎡ (46.0年/56.7㎡) | 24.1万/㎡ (37.4年/75.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
箕面駅 24.0 万/㎡(昨年同期比 +207.1 ％)
箕面駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて +207.1％( +16.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 8 件(１年前(2020年)に比べて +166.7％( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 28.9年(昨年 46.0年から -37.1 ％減)。平均専有面積は 88.8 ㎡ (昨年 56.7 ㎡から +56.6 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 46.0 年 → 2021年 28.9 年、-37.1 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2020年 20.7 分 → 2021年 18.2 分、-11.7 ％と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 100.0 ％ → 2021年 37.5 ％)
石橋阪大前駅 32.3 万/㎡(昨年同期比 -10.5 ％)
石橋阪大前駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は32.3万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2020年)に比べて -10.5％( -3.8万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 13 件(１年前(2020年)に比べて +225.0％( +9件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 12.8年から +107.1 ％増)。平均専有面積は 80.8 ㎡ (昨年 81.2 ㎡から -0.6 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2020年 20.8 分 → 2021年 9.2 分、-55.9 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 12.8 年 → 2021年 26.4 年、+107.1 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 25.0 ％ → 2021年 84.6 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示