【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2024年1月〜6月期の流鉄流山線 (馬橋駅～流山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は24.8万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +1.3％( +0.3万円/㎡)と僅かに上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2023年)に比べて -67.4％( -29件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.2年(昨年 35.3年から +2.6 ％増)。平均専有面積は 62.9 ㎡ (昨年 55.2 ㎡から +13.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。平和台駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは平和台駅で昨年に比べ +41.0 ％、単価は 46.7 万円/㎡となった。
上位 1 駅(平和台駅)は +41.0 ％(単価 +13.6 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(鰭ケ崎駅)は -46.7 ％(単価 -14.2 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 3 分未満の駅近物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 2.3 ％ → 2024年 7.1 ％)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 54.8 ％ → 2024年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2023年 8.4 分 → 2024年 9.6 分、+14.9 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 50.0 ％)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 30.2 ％ → 2024年 14.3 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平和台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +41.0％( +13.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった鰭ケ崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -46.7％( -14.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
| 流鉄流山線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬橋駅 | 20.9万/㎡ (42.7年/54.4㎡) | 22.0万/㎡ (40.2年/48.0㎡) | 20.5万/㎡ (37.3年/56.5㎡) |
| 小金城趾駅 | - | - | 36.0万/㎡ (24.8年/75.0㎡) |
| 鰭ケ崎駅 | 16.2万/㎡ (39.0年/80.0㎡) | 30.5万/㎡ (38.3年/72.5㎡) | 14.3万/㎡ (37.8年/70.0㎡) |
| 平和台駅 | 46.7万/㎡ (9.3年/75.0㎡) | 33.1万/㎡ (19.6年/75.0㎡) | 36.5万/㎡ (18.0年/75.0㎡) |
| 流山駅 | 32.4万/㎡ (24.8年/78.3㎡) | 27.3万/㎡ (27.0年/65.0㎡) | 24.6万/㎡ (23.6年/71.9㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
平和台駅 46.7 万/㎡(昨年同期比 +41.0 ％)
平和台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は46.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて +41.0％( +13.6万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -75.0％( -3件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 9.3年(昨年 19.6年から -52.8 ％減)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 75.0 ㎡から +0.0 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 19.6 年 → 2024年 9.3 年、-52.8 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 3.2 分 → 2024年 6.0 分、+84.6 ％と大きく増加)
鰭ケ崎駅 16.2 万/㎡(昨年同期比 -46.7 ％)
鰭ケ崎駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は16.2万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2023年)に比べて -46.7％( -14.2万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 39.0年(昨年 38.3年から +2.0 ％増)。平均専有面積は 80.0 ㎡ (昨年 72.5 ㎡から +10.3 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 3.0 分 → 2024年 2.0 分、-33.3 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示