【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年4月〜6月期の流鉄流山線 (馬橋駅～流山駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は26.0万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +24.0％( +5.0万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 13 件(１年前(2021年)に比べて +30.0％( +3件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.4年(昨年 32.8年から -4.3 ％減)。平均専有面積は 67.7 ㎡ (昨年 60.0 ㎡から +12.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。馬橋駅は、昨年から 10 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは流山駅で昨年に比べ +125.5 ％、単価は 30.9 万円/㎡となった。
上位 1 駅(流山駅)は +125.5 ％(単価 +17.2 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(小金城趾駅)は -2.4 ％(単価 -0.8 万円/㎡)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 50.0 ％ → 2022年 36.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 7.3 分 → 2022年 9.9 分、+35.9 ％と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2021年 20.0 ％ → 2022年 36.4 ％)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった平和台駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は37.6万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +9.8％( +3.4万円/㎡)と堅調に推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
鉄道路線中、最低値の駅となった馬橋駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は22.1万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +18.9％( +3.5万円/㎡)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2021年)に比べて +14.3％( +1件/㎡)と好調に推移しています。)。
| 流鉄流山線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 馬橋駅 | 22.1万/㎡ (36.1年/63.1㎡) | 18.6万/㎡ (38.0年/55.7㎡) | 16.1万/㎡ (32.3年/60.0㎡) |
| 小金城趾駅 | 30.7万/㎡ (0年/75.0㎡) | 31.4万/㎡ (23.3年/70.0㎡) | - |
| 鰭ケ崎駅 | - | - | - |
| 平和台駅 | 37.6万/㎡ (20.3年/85.0㎡) | 34.3万/㎡ (6.3年/70.0㎡) | 46.2万/㎡ (5.3年/65.0㎡) |
| 流山駅 | 30.9万/㎡ (23.9年/71.7㎡) | 13.7万/㎡ (32.3年/70.0㎡) | 12.6万/㎡ (25.8年/82.5㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
流山駅 30.9 万/㎡(昨年同期比 +125.5 ％)
流山駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.9万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて +125.5％( +17.2万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(１年前(2021年)に比べて +200.0％( +2件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.9年(昨年 32.3年から -25.8 ％減)。平均専有面積は 71.7 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +2.4 ％増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 32.3 年 → 2022年 23.9 年、-25.8 ％と大きく減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 66.7 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2021年 4.0 分 → 2022年 7.7 分、+91.7 ％と大きく増加)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 ％ → 2022年 33.3 ％)
小金城趾駅 30.7 万/㎡(昨年同期比 -2.4 ％)
小金城趾駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は30.7万円/㎡です。中古マンション相場は１年前(2021年)に比べて -2.4％( -0.8万円/㎡)と僅かに下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 70.0 ㎡から +7.1 ％増)。
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示