【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古マンション相場の概況
2022年1月〜12月期の近鉄鈴鹿線 (伊勢若松駅~平田町駅)における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は13.7万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -19.5%( -3.3万円/㎡)と不調に推移しています。売買数は 17 件(1年前(2021年)に比べて +70.0%( +7件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 29.3年(昨年 25.4年から +15.1 %増)。平均専有面積は 72.9 ㎡ (昨年 76.0 ㎡から -4.0 %減)。
近年の取引物件の特徴は、駅から徒歩 20 分未満の比較的駅から遠い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 1 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。鈴鹿市駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは鈴鹿市駅で昨年に比べ +37.6 %、単価は 25.1 万円/㎡となった。
上位 1 駅(鈴鹿市駅)は +37.6 %(単価 +6.9 万円/㎡)の上昇。一方、下位 1 駅(三日市駅)は -22.8 %(単価 -3.5 万円/㎡)の下落。
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2021年 25.4 年 → 2022年 29.3 年、+15.1 %と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2021年 66.7 % → 2022年 75.0 %)
駅ごとの中古マンション相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった鈴鹿市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +37.6%( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった三日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.8%( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
近鉄鈴鹿線 | 現状(2022) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
伊勢若松駅 | - | - | - |
柳駅 | - | - | - |
鈴鹿市駅 | 25.1万/㎡ (15.5年/85.0㎡) | 18.3万/㎡ (24.9年/76.7㎡) | 25.7万/㎡ (13.5年/70.0㎡) |
三日市駅 | 11.9万/㎡ (31.3年/75.0㎡) | 15.4万/㎡ (29.0年/65.0㎡) | - |
平田町駅 | 12.3万/㎡ (31.2年/68.9㎡) | 14.9万/㎡ (25.2年/78.3㎡) | 23.3万/㎡ (13.9年/92.0㎡) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古マンションの実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同専有面積。
価格変動が大きかった駅について
鈴鹿市駅 25.1 万/㎡(昨年同期比 +37.6 %)
鈴鹿市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は25.1万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて +37.6%( +6.9万円/㎡)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(1年前(2021年)に比べて -66.7%( -4件/㎡)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 15.5年(昨年 24.9年から -37.6 %減)。平均専有面積は 85.0 ㎡ (昨年 76.7 ㎡から +10.9 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2021年 24.9 年 → 2022年 15.5 年、-37.6 %と大きく減少)
三日市駅 11.9 万/㎡(昨年同期比 -22.8 %)
三日市駅における中古マンションの価格相場(平均取引価格)は11.9万円/㎡です。中古マンション相場は1年前(2021年)に比べて -22.8%( -3.5万円/㎡)と大幅に下落しています。売買数は 6 件(1年前(2021年)に比べて +500.0%( +5件/㎡)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 31.3年(昨年 29.0年から +7.9 %増)。平均専有面積は 75.0 ㎡ (昨年 65.0 ㎡から +15.4 %増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2021年 8.0 分 → 2022年 7.0 分、-12.5 %と減少)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2021年 100.0 % → 2022年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示