【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期の土佐電伊野線 (上町一丁目駅~伊野駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 56.2万円/坪(17.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +31.6%( +13.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 92 件(1年前(2020年)に比べて +43.8%( +28件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 22.5年(昨年 31.3年から -28.2 %減)。平均土地面積は 57.3 坪 (昨年 67.5 坪から -15.1 %減)。平均建物面積は 32.4 坪 (昨年 50.3 坪から -35.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。ほとんどの駅において下落した。朝倉駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは朝倉駅で昨年に比べ +26.6 %、坪単価は 60.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(朝倉駅)は +26.6 %(坪単価 +12.6 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(枝川駅)は -9.5 %(坪単価 -5.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 31.3 年 → 2021年 22.5 年、-28.2 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 10.9 % → 2021年 33.7 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 41.8 % → 2021年 29.1 %)
価格下落要因
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 3.6 % → 2021年 1.2 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった朝倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.2万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +26.6%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +14.7%( +5件/坪)と好調に推移しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった伊野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 38.1万円/坪(11.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +6.9%( +2.4万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 30 件(1年前(2020年)に比べて +11.1%( +3件/坪)と好調に推移しています。)。
土佐電伊野線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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上町一丁目駅 | - | - | - |
上町二丁目駅 | 81.0万/坪 (9.1年/52.2坪) | - | - |
上町五丁目駅 | 89.3万/坪 (0年/43.9坪) | - | - |
旭町一丁目駅 | - | - | - |
旭駅前通駅 | 94.2万/坪 (0.25年/35.5坪) | - | - |
旭町三丁目駅 | - | - | - |
蛍橋駅 | 22.0万/坪 (45.3年/25.7坪) | - | - |
鏡川橋駅 | 70.6万/坪 (0.19年/39.7坪) | - | - |
鴨部駅 | - | - | - |
曙町東町駅 | 132万/坪 (40.8年/60.5坪) | - | - |
朝倉駅 | 60.2万/坪 (24.6年/55.4坪) | 47.5万/坪 (29.5年/52.8坪) | 50.8万/坪 (26.2年/82.7坪) |
朝倉駅前駅 | 83.5万/坪 (0年/31.8坪) | - | - |
朝倉神社前駅 | - | - | - |
宮の奥駅 | - | - | - |
八代通駅 | - | - | - |
枝川駅 | 54.2万/坪 (26.4年/58.5坪) | 59.9万/坪 (20.3年/47.4坪) | 25.3万/坪 (46.2年/65.0坪) |
伊野商業前駅 | 84.7万/坪 (0.6年/42.4坪) | - | - |
鳴谷駅 | - | - | - |
伊野駅 | 38.1万/坪 (28.9年/68.5坪) | 35.7万/坪 (34.2年/89.1坪) | 45.1万/坪 (27.2年/71.5坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
朝倉駅 60.2 万/坪(昨年同期比 +26.6 %)
朝倉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 60.2万円/坪(18.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて +26.6%( +12.6万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 39 件(1年前(2020年)に比べて +14.7%( +5件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 24.6年(昨年 29.5年から -16.7 %減)。平均土地面積は 55.4 坪 (昨年 52.8 坪から +4.9 %増)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 33.6 坪から -7.2 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 29.5 年 → 2021年 24.6 年、-16.7 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 13.8 % → 2021年 27.0 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 44.8 % → 2021年 29.7 %)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 21.9 分 → 2021年 26.9 分、+22.7 %と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2020年 31.0 % → 2021年 32.4 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 2.9 % → 2021年 2.6 %)
枝川駅 54.2 万/坪(昨年同期比 -9.5 %)
枝川駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 54.2万円/坪(16.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2020年)に比べて -9.5%( -5.7万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 6 件(1年前(2020年)に比べて +100.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.4年(昨年 20.3年から +30.4 %増)。平均土地面積は 58.5 坪 (昨年 47.4 坪から +23.4 %増)。平均建物面積は 31.2 坪 (昨年 30.3 坪から +3.0 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 40.0 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 20.3 年 → 2021年 26.4 年、+30.4 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2020年 10.0 分 → 2021年 11.3 分、+13.3 %と増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2020年 50.0 % → 2021年 40.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示