【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の高松琴平電鉄長尾線 (瓦町駅~長尾駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.8万円/坪(13.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -23.4%( -13.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 24 件(1年前(2023年)に比べて -31.4%( -11件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 30.5年(昨年 24.8年から +23.0 %増)。平均土地面積は 68.2 坪 (昨年 83.5 坪から -18.3 %減)。平均建物面積は 41.0 坪 (昨年 58.3 坪から -29.7 %減)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 4 駅に対して、値下がりした駅数は 3 駅。ほとんどの駅において下落した。
上位 2 駅(高田駅、長尾駅)は +369.2 %(坪単価 +29.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(瓦町駅、花園駅)は -63.0 %(坪単価 -34.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が小幅増加(全取引物件に占める割合が 2023年 11.4 % → 2024年 12.5 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 24.8 年 → 2024年 30.5 年、+23.0 %と大きく増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 21.2 % → 2024年 33.3 %)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 36.4 % → 2024年 19.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった木太東口駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 92.4万円/坪(27.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +128.2%( +51.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 3 件(1年前(2023年)に比べて -25.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった花園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -61.7%( -20.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
高松琴平電鉄長尾線 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
瓦町駅 | 26.2万/坪 (53.3年/28.7坪) | 73.5万/坪 (16.0年/93.8坪) | 22.8万/坪 (53.0年/18.2坪) |
花園駅 | 12.9万/坪 (28.0年/60.5坪) | 33.5万/坪 (38.5年/153坪) | 76.6万/坪 (19.7年/108坪) |
林道駅 | - | 85.1万/坪 (15.0年/52.2坪) | 61.4万/坪 (27.4年/47.2坪) |
木太東口駅 | 92.4万/坪 (24.0年/83.2坪) | 40.5万/坪 (37.5年/31.3坪) | 52.9万/坪 (22.7年/38.3坪) |
元山駅 | - | 74.6万/坪 (24.3年/57.5坪) | - |
水田駅 | 47.6万/坪 (27.7年/66.6坪) | 80.3万/坪 (11.6年/64.7坪) | 103万/坪 (1.0年/56.0坪) |
西前田駅 | - | - | 12.2万/坪 (48.0年/63.5坪) |
高田駅 | 40.8万/坪 (26.5年/59.7坪) | 7.6万/坪 (56.0年/63.5坪) | 25.4万/坪 (29.5年/71.1坪) |
池戸駅 | 82.6万/坪 (0年/67.3坪) | 32.1万/坪 (26.5年/76.4坪) | 4.3万/坪 (44.5年/247坪) |
農学部前駅 | - | 14.4万/坪 (29.0年/142坪) | - |
平木駅 | 37.5万/坪 (41.0年/93.8坪) | - | - |
学園通り駅 | - | 53.1万/坪 (20.8年/120坪) | 61.6万/坪 (12.0年/51.4坪) |
白山駅 | - | - | - |
井戸駅 | - | 74.0万/坪 (2.0年/57.5坪) | - |
公文明駅 | - | - | 7.1万/坪 (27.0年/484坪) |
長尾駅 | 35.2万/坪 (19.0年/66.6坪) | 8.7万/坪 (58.0年/236坪) | 74.1万/坪 (0年/49.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
高田駅 40.8 万/坪(昨年同期比 +434.6 %)
高田駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 40.8万円/坪(12.3万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +434.6%( +33.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +100.0%( +2件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 26.5年(昨年 56.0年から -52.7 %減)。平均土地面積は 59.7 坪 (昨年 63.5 坪から -6.0 %減)。平均建物面積は 29.5 坪 (昨年 19.7 坪から +50.0 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 56.0 年 → 2024年 26.5 年、-52.7 %と大きく減少)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 13.0 分 → 2024年 25.8 分、+98.1 %と大きく増加)
長尾駅 35.2 万/坪(昨年同期比 +303.9 %)
長尾駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 35.2万円/坪(10.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +303.9%( +26.5万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 2 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 19.0年(昨年 58.0年から -67.2 %減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 236.0 坪から -71.8 %減)。平均建物面積は 38.6 坪 (昨年 80.9 坪から -52.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 58.0 年 → 2024年 19.0 年、-67.2 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 61.5 分 → 2024年 6.5 分、-89.4 %と大きく減少)
瓦町駅 26.2 万/坪(昨年同期比 -64.4 %)
瓦町駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 26.2万円/坪(7.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -64.4%( -47.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 4 件(1年前(2023年)に比べて +300.0%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 53.3年(昨年 16.0年から +232.8 %増)。平均土地面積は 28.7 坪 (昨年 93.8 坪から -69.4 %減)。平均建物面積は 75.6 坪 (昨年 81.7 坪から -7.4 %減)。
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 16.0 年 → 2024年 53.3 年、+232.8 %と大きく増加)
- 駅からの平均距離が大きく増加(2023年 6.0 分 → 2024年 10.2 分、+70.8 %と大きく増加)
花園駅 12.9 万/坪(昨年同期比 -61.7 %)
花園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 12.9万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -61.7%( -20.7万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 28.0年(昨年 38.5年から -27.3 %減)。平均土地面積は 60.5 坪 (昨年 152.8 坪から -60.4 %減)。平均建物面積は 54.5 坪 (昨年 285.1 坪から -80.9 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 38.5 年 → 2024年 28.0 年、-27.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2023年 6.0 分 → 2024年 5.0 分、-16.7 %と減少)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 50.0 % → 2024年 100.0 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示