【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜3月期の島原鉄道 (諫早駅～島原港駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 36.4万円/坪(11.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -35.4％( -20.0万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 16 件(１年前(2023年)に比べて -20.0％( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 36.9年(昨年 21.8年から +69.5 ％増)。平均土地面積は 129.2 坪 (昨年 72.1 坪から +79.2 ％増)。平均建物面積は 66.5 坪 (昨年 29.7 坪から +123.8 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 0 駅に対して、値下がりした駅数は 7 駅。全ての駅において下落した。諫早駅、島原船津駅は、昨年から 10 ％以上の値下がり。最も値下がりしたのは幸駅で昨年に比べ -85.4 ％、坪単価は 13.4 万円/坪となった。
上位 2 駅(島原船津駅、諫早駅)は -8.8 ％(坪単価 -3.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 2 駅(幸駅、霊丘公園体育館駅)は -84.0 ％(坪単価 -45.9 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 31.2 ％ → 2024年 21.4 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 21.8 年 → 2024年 36.9 年、+69.5 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 18.8 ％ → 2024年 64.3 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 37.5 ％ → 2024年 14.3 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった本諫早駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.3万円/坪(24.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -25.5％( -27.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2023年)に比べて -50.0％( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった霊丘公園体育館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -82.7％( -13.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
| 島原鉄道 | 現状(2024) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 諫早駅 | 62.6万/坪 (27.8年/81.7坪) | 69.0万/坪 (22.5年/62.7坪) | 57.8万/坪 (25.5年/73.0坪) |
| 本諫早駅 | 79.3万/坪 (49.0年/95.3坪) | 106万/坪 (0年/46.9坪) | - |
| 幸駅 | 13.4万/坪 (45.0年/484坪) | 91.8万/坪 (0年/56.0坪) | 55.8万/坪 (19.0年/141坪) |
| 小野駅 | 45.8万/坪 (28.0年/139坪) | - | - |
| 干拓の里駅 | - | - | - |
| 森山駅 | - | - | - |
| 釜ノ鼻駅 | - | - | - |
| 諫早東高校駅 | - | - | - |
| 愛野駅 | - | 46.5万/坪 (21.5年/109坪) | 30.3万/坪 (29.8年/166坪) |
| 阿母崎駅 | - | - | - |
| 吾妻駅 | - | - | - |
| 古部駅 | - | - | - |
| 大正駅 | - | - | - |
| 西郷駅 | - | - | - |
| 神代駅 | - | 2.4万/坪 (0年/96.8坪) | - |
| 多比良駅 | - | 18.9万/坪 (31.0年/54.5坪) | - |
| 有明湯江駅 | - | - | - |
| 大三東駅 | 76.0万/坪 (21.0年/133坪) | - | - |
| 松尾駅 | - | - | - |
| 三会駅 | 7.8万/坪 (43.0年/198坪) | - | 14.4万/坪 (26.0年/42.4坪) |
| 島原駅 | 15.9万/坪 (52.0年/109坪) | 62.5万/坪 (0年/64.3坪) | 12.6万/坪 (39.0年/79.7坪) |
| 霊丘公園体育館駅 | 2.8万/坪 (45.0年/66.6坪) | 16.1万/坪 (45.0年/81.7坪) | - |
| 島原船津駅 | 13.0万/坪 (61.0年/112坪) | 14.2万/坪 (58.0年/136坪) | 2.8万/坪 (0年/33.3坪) |
| 島原港駅 | 3.4万/坪 (33.0年/62.0坪) | 12.4万/坪 (36.0年/66.6坪) | 18.4万/坪 (26.0年/56.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
島原船津駅 13.0 万/坪(昨年同期比 -8.3 ％)
島原船津駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.0万円/坪(3.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -8.3％( -1.2万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 61.0年(昨年 58.0年から +5.2 ％増)。平均土地面積は 111.9 坪 (昨年 136.1 坪から -17.8 ％減)。平均建物面積は 42.4 坪 (昨年 21.2 坪から +100.0 ％増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
諫早駅 62.6 万/坪(昨年同期比 -9.3 ％)
諫早駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 62.6万円/坪(18.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -9.3％( -6.4万円/坪)と弱含みに推移しています。売買数は 5 件(１年前(2023年)に比べて -37.5％( -3件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 27.8年(昨年 22.5年から +23.6 ％増)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 62.7 坪から +30.3 ％増)。平均建物面積は 43.6 坪 (昨年 28.7 坪から +51.6 ％増)。
価格上昇要因
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 33.3 ％ → 2024年 40.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 22.5 年 → 2024年 27.8 年、+23.6 ％と大きく増加)
- 駅からの平均距離が増加(2023年 16.6 分 → 2024年 19.8 分、+19.1 ％と増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 16.7 ％ → 2024年 60.0 ％)
幸駅 13.4 万/坪(昨年同期比 -85.4 ％)
幸駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 13.4万円/坪(4.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -85.4％( -78.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均土地面積は 484.0 坪 (昨年 56.0 坪から +764.9 ％増)。平均建物面積は 484.0 坪 (昨年 27.2 坪から +1677.8 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 16.0 分 → 2024年 7.0 分、-56.2 ％と大きく減少)
霊丘公園体育館駅 2.8 万/坪(昨年同期比 -82.7 ％)
霊丘公園体育館駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 2.8万円/坪(0.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2023年)に比べて -82.7％( -13.3万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 45.0年(昨年 45.0年から +0.0 ％増)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 81.7 坪から -18.5 ％減)。平均建物面積は 28.7 坪 (昨年 45.4 坪から -36.7 ％減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2023年 24.0 分 → 2024年 8.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が僅かに減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 ％ → 2024年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示