【監修者】
不動産鑑定士
不動産鑑定事務所かつ宅地建物取引業者である(株)グロープロフィットの代表取締役を務める。 不動産鑑定士、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士 、公認不動産コンサルティングマスター(相続対策専門士)、住宅ローンアドバイザー、中小企業診断士の資格を有する。 不動産に関する相談を多数受けている。 続きを読む...
【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2023年1月〜3月期のJR八高線 (群馬藤岡駅~高崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 78.2万円/坪(23.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +19.7%( +12.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 51 件(1年前(2022年)に比べて +59.4%( +19件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 19.7年(昨年 24.2年から -18.4 %減)。平均土地面積は 108.1 坪 (昨年 100.6 坪から +7.4 %増)。平均建物面積は 49.0 坪 (昨年 60.9 坪から -19.5 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく増加、建物面積 100 平方メートル未満の一般的なファミリー世帯を対象とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。群馬藤岡駅、高崎駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは群馬藤岡駅で昨年に比べ +84.2 %、坪単価は 44.2 万円/坪となった。
上位 1 駅(群馬藤岡駅)は +84.2 %(坪単価 +20.2 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(倉賀野駅)は +12.5 %(坪単価 +10.1 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2022年 24.2 年 → 2023年 19.7 年、-18.4 %と減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 28.0 分 → 2023年 25.2 分、-10.2 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 43.8 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 33.3 % → 2023年 20.8 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2022年 23.3 % → 2023年 27.1 %)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 3.1 % → 2023年 2.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった高崎駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 102万円/坪(30.8万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +27.4%( +21.9万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 25 件(1年前(2022年)に比べて +177.8%( +16件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった群馬藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +84.2%( +20.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
JR八高線 | 現状(2023) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
群馬藤岡駅 | 44.2万/坪 (23.1年/141坪) | 24.0万/坪 (34.6年/101坪) | 26.5万/坪 (33.3年/118坪) |
北藤岡駅 | 26.0万/坪 (40.5年/80.2坪) | - | 82.6万/坪 (1.0年/75.6坪) |
倉賀野駅 | 90.8万/坪 (11.5年/98.3坪) | 80.7万/坪 (20.0年/128坪) | 93.6万/坪 (6.8年/53.3坪) |
高崎駅 | 102万/坪 (17.6年/101坪) | 79.8万/坪 (20.9年/57.5坪) | 93.0万/坪 (14.6年/77.0坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
群馬藤岡駅 44.2 万/坪(昨年同期比 +84.2 %)
群馬藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 44.2万円/坪(13.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +84.2%( +20.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 12 件(1年前(2022年)に比べて +33.3%( +3件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 23.1年(昨年 34.6年から -33.3 %減)。平均土地面積は 140.9 坪 (昨年 100.8 坪から +39.8 %増)。平均建物面積は 48.9 坪 (昨年 104.7 坪から -53.3 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 34.6 年 → 2023年 23.1 年、-33.3 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 39.6 分 → 2023年 32.4 分、-18.0 %と減少)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2022年 37.5 % → 2023年 16.7 %)
倉賀野駅 90.8 万/坪(昨年同期比 +12.5 %)
倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 90.8万円/坪(27.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2022年)に比べて +12.5%( +10.1万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 10 件(1年前(2022年)に比べて -28.6%( -4件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 11.5年(昨年 20.0年から -42.8 %減)。平均土地面積は 98.3 坪 (昨年 128.2 坪から -23.3 %減)。平均建物面積は 33.5 坪 (昨年 54.6 坪から -38.7 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2022年 20.0 年 → 2023年 11.5 年、-42.8 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2022年 25.3 分 → 2023年 20.4 分、-19.3 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 46.2 % → 2023年 66.7 %)
価格下落要因
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2022年 7.7 % → 2023年 22.2 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示