【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年4月〜6月期のJR八高線 (群馬藤岡駅～高崎駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 65.2万円/坪(19.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +52.4％( +22.4万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 53 件(１年前(2020年)に比べて +35.9％( +14件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.4年(昨年 30.7年から -43.4 ％減)。平均土地面積は 91.2 坪 (昨年 78.9 坪から +15.6 ％増)。平均建物面積は 55.2 坪 (昨年 41.4 坪から +33.4 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全体的に上昇基調。群馬藤岡駅、高崎駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは群馬藤岡駅で昨年に比べ +64.0 ％、坪単価は 47.9 万円/坪となった。
上位 1 駅(群馬藤岡駅)は +64.0 ％(坪単価 +18.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(倉賀野駅)は +17.7 ％(坪単価 +12.0 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 30.7 年 → 2021年 17.4 年、-43.4 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 16.7 ％ → 2021年 41.7 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 36.1 ％ → 2021年 14.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が増加(2020年 28.8 分 → 2021年 31.8 分、+10.3 ％と増加)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.8万円/坪(24.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +17.7％( +12.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった群馬藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.9万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +64.0％( +18.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
| JR八高線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 群馬藤岡駅 | 47.9万/坪 (19.6年/156坪) | 29.2万/坪 (32.7年/110坪) | 31.1万/坪 (31.1年/99.3坪) |
| 北藤岡駅 | 36.0万/坪 (14.6年/60.5坪) | - | 17.6万/坪 (40.3年/296坪) |
| 倉賀野駅 | 79.8万/坪 (5.9年/73.5坪) | 67.8万/坪 (22.9年/84.7坪) | 80.0万/坪 (12.6年/85.9坪) |
| 高崎駅 | 73.5万/坪 (18.8年/66.7坪) | 51.8万/坪 (30.2年/51.6坪) | 65.3万/坪 (16.4年/61.7坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
群馬藤岡駅 47.9 万/坪(昨年同期比 +64.0 ％)
群馬藤岡駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 47.9万円/坪(14.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +64.0％( +18.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 14 件(１年前(2020年)に比べて -12.5％( -2件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 19.6年(昨年 32.7年から -40.2 ％減)。平均土地面積は 156.4 坪 (昨年 110.2 坪から +41.9 ％増)。平均建物面積は 45.8 坪 (昨年 51.3 坪から -10.8 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 32.7 年 → 2021年 19.6 年、-40.2 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 6.2 ％ → 2021年 23.1 ％)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 37.5 ％ → 2021年 15.4 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 37.9 分 → 2021年 50.9 分、+34.3 ％と大きく増加)
倉賀野駅 79.8 万/坪(昨年同期比 +17.7 ％)
倉賀野駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 79.8万円/坪(24.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +17.7％( +12.0万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 5 件(１年前(2020年)に比べて +25.0％( +1件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 5.9年(昨年 22.9年から -74.5 ％減)。平均土地面積は 73.5 坪 (昨年 84.7 坪から -13.2 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 46.1 坪から -24.6 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2020年 22.9 年 → 2021年 5.9 年、-74.5 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 33.3 ％ → 2021年 60.0 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 25.2 分 → 2021年 39.2 分、+55.2 ％と大きく増加)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示