【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年7月〜9月期の東武伊勢崎線 (県駅~野州山辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.9万円/坪(17.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +62.1%( +22.2万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 20 件(1年前(2019年)に比べて +42.9%( +6件/坪)と大幅に増加しています。)。
平均築年数は 17.9年(昨年 27.8年から -35.5 %減)。平均土地面積は 95.3 坪 (昨年 93.8 坪から +1.6 %増)。平均建物面積は 54.9 坪 (昨年 29.3 坪から +87.2 %増)。
近年の取引物件の特徴は、建物面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。全体的に上昇基調。福居駅は、昨年から 20 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは東武和泉駅で昨年に比べ +196.6 %、坪単価は 69.0 万円/坪となった。
上位 1 駅(東武和泉駅)は +196.6 %(坪単価 +45.7 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(野州山辺駅)は -3.1 %(坪単価 -1.6 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 27.8 年 → 2020年 17.9 年、-35.5 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が減少(2019年 17.0 分 → 2020年 14.8 分、-12.6 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 18.2 % → 2020年 36.8 %)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 45.5 % → 2020年 31.6 %)
価格下落要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 7.1 % → 2020年 5.0 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東武和泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +196.6%( +45.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -3.1%( -1.6万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
東武伊勢崎線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
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県駅 | - | - | - |
福居駅 | 60.6万/坪 (19.6年/90.0坪) | 30.8万/坪 (42.2年/73.1坪) | 59.1万/坪 (3.7年/67.5坪) |
東武和泉駅 | 69.0万/坪 (0.5年/81.7坪) | 23.3万/坪 (23.5年/66.6坪) | 63.0万/坪 (7.5年/75.6坪) |
足利市駅 | 62.2万/坪 (18.2年/99.3坪) | 30.5万/坪 (32.0年/51.4坪) | 41.6万/坪 (10.5年/78.7坪) |
野州山辺駅 | 49.9万/坪 (18.2年/102坪) | 51.5万/坪 (14.8年/77.4坪) | 47.3万/坪 (20.3年/83.2坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東武和泉駅 69.0 万/坪(昨年同期比 +196.6 %)
東武和泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.0万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて +196.6%( +45.7万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(1年前(2019年)に比べて -50.0%( -1件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 0.5年(昨年 23.5年から -97.9 %減)。平均土地面積は 81.7 坪 (昨年 66.6 坪から +22.7 %増)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 40.8 坪から -14.8 %減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 23.5 年 → 2020年 0.5 年、-97.9 %と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 22.0 分 → 2020年 14.0 分、-36.4 %と大きく減少)
野州山辺駅 49.9 万/坪(昨年同期比 -3.1 %)
野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.9万円/坪(15.1万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2019年)に比べて -3.1%( -1.6万円/坪)と小幅に下落しています。売買数は 7 件(1年前(2019年)に比べて +16.7%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 14.8年から +23.2 %増)。平均土地面積は 101.6 坪 (昨年 77.4 坪から +31.2 %増)。平均建物面積は 46.9 坪 (昨年 27.7 坪から +69.1 %増)。
価格上昇要因
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 25.0 % → 2020年 16.7 %)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2019年 14.8 年 → 2020年 18.2 年、+23.2 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2019年 50.0 % → 2020年 33.3 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示