【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2020年1月〜3月期の東武伊勢崎線 (県駅～野州山辺駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 49.6万円/坪(15.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +11.1％( +4.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 8 件(１年前(2019年)に比べて -11.1％( -1件/坪)と不調に推移しています。)。
平均築年数は 9.7年(昨年 15.9年から -38.8 ％減)。平均土地面積は 115.3 坪 (昨年 107.2 坪から +7.6 ％増)。平均建物面積は 100.7 坪 (昨年 51.1 坪から +97.1 ％増)。
近年の取引物件の特徴は、築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 1 駅。おおむね昨年と横ばい傾向。福居駅、東武和泉駅は、昨年から 20 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは東武和泉駅で昨年に比べ +29.0 ％、坪単価は 74.7 万円/坪となった。
上位 1 駅(東武和泉駅)は +29.0 ％(坪単価 +16.8 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(野州山辺駅)は -85.0 ％(坪単価 -29.4 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 15.9 年 → 2020年 9.7 年、-38.8 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 21.8 分 → 2020年 11.4 分、-47.8 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 33.3 ％ → 2020年 71.4 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東武和泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.7万円/坪(22.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +29.0％( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -85.0％( -29.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
| 東武伊勢崎線 | 現状(2020) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 県駅 | - | - | - |
| 福居駅 | 60.5万/坪 (1.0年/99.5坪) | 47.4万/坪 (11.5年/69.6坪) | 47.7万/坪 (12.7年/115坪) |
| 東武和泉駅 | 74.7万/坪 (1.0年/66.6坪) | 57.9万/坪 (11.0年/159坪) | 55.0万/坪 (4.3年/106坪) |
| 足利市駅 | 25.4万/坪 (34.0年/56.0坪) | - | 45.5万/坪 (20.8年/68.4坪) |
| 野州山辺駅 | 5.2万/坪 (29.0年/303坪) | 34.5万/坪 (24.3年/91.8坪) | 35.3万/坪 (45.0年/48.4坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
東武和泉駅 74.7 万/坪(昨年同期比 +29.0 ％)
東武和泉駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 74.7万円/坪(22.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて +29.0％( +16.8万円/坪)と大幅に上昇しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 11.0年から -90.9 ％減)。平均土地面積は 66.6 坪 (昨年 159.3 坪から -58.2 ％減)。平均建物面積は 34.8 坪 (昨年 79.7 坪から -56.3 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2019年 11.0 年 → 2020年 1.0 年、-90.9 ％と大きく減少)
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 12.0 分 → 2020年 4.0 分、-66.7 ％と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 ％ → 2020年 100.0 ％)
野州山辺駅 5.2 万/坪(昨年同期比 -85.0 ％)
野州山辺駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 5.2万円/坪(1.6万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2019年)に比べて -85.0％( -29.4万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 1 件(１年前(2019年)に比べて -66.7％( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 29.0年(昨年 24.3年から +19.2 ％増)。平均土地面積は 302.5 坪 (昨年 91.8 坪から +229.7 ％増)。平均建物面積は 484.0 坪 (昨年 45.4 坪から +966.7 ％増)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が大きく減少(2019年 24.7 分 → 2020年 7.0 分、-71.6 ％と大きく減少)
価格下落要因
- 平均築年数が増加(2019年 24.3 年 → 2020年 29.0 年、+19.2 ％と増加)
- 築 40 年以内の比較的古い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2019年 66.7 ％ → 2020年 100.0 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示