【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2021年1月〜12月期の西武西武園線 (東村山駅～西武園駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 114万円/坪(34.5万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +1.8％( +2.0万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 112 件(１年前(2020年)に比べて +0.9％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均築年数は 10.5年(昨年 6.8年から +55.8 ％増)。平均土地面積は 38.8 坪 (昨年 40.9 坪から -5.1 ％減)。平均建物面積は 28.8 坪 (昨年 33.0 坪から -12.6 ％減)。
近年の取引物件の特徴は、築 20 年以内の比較的新しい物件数が大きく増加、駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加。
値上がりした駅数は 2 駅に対して、値下がりした駅数は 0 駅。全ての駅で値上がりした。西武園駅は、昨年から 5 ％以上の値上がり。最も値上がりしたのは西武園駅で昨年に比べ +8.1 ％、坪単価は 81.5 万円/坪となった。
上位 1 駅(西武園駅)は +8.1 ％(坪単価 +6.1 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(東村山駅)は +1.5 ％(坪単価 +1.7 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.7 ％ → 2021年 8.3 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.9 ％ → 2021年 3.7 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 6.8 年 → 2021年 10.5 年、+55.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.8 ％ → 2021年 7.4 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 66.7 ％ → 2021年 52.8 ％)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった東村山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +1.5％( +1.7万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 105 件(１年前(2020年)に比べて +1.0％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった西武園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.5万円/坪(24.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +8.1％( +6.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
| 西武西武園線 | 現状(2021) (平均築年・面積) | １年前 (平均築年・面積) | ２年前 (平均築年・面積) |
|---|---|---|---|
| 東村山駅 | 116万/坪 (9.9年/38.4坪) | 115万/坪 (5.6年/40.9坪) | 118万/坪 (5.3年/37.0坪) |
| 西武園駅 | 81.5万/坪 (20.4年/45.6坪) | 75.5万/坪 (23.9年/40.6坪) | 82.6万/坪 (31.3年/30.3坪) |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格（国土交通省アンケートに基づく）をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位：万円、カッコ内は事例物件の平均築年数／同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
西武園駅 81.5 万/坪(昨年同期比 +8.1 ％)
西武園駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 81.5万円/坪(24.7万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +8.1％( +6.1万円/坪)と堅調に推移しています。売買数は 7 件(前年比変わらず)。
平均築年数は 20.4年(昨年 23.9年から -14.7 ％減)。平均土地面積は 45.6 坪 (昨年 40.6 坪から +12.2 ％増)。平均建物面積は 29.0 坪 (昨年 29.8 坪から -2.9 ％減)。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2020年 23.9 年 → 2021年 20.4 年、-14.7 ％と減少)
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 28.6 ％ → 2021年 57.1 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 14.3 ％ → 2021年 28.6 ％)
価格下落要因
- 駅からの平均距離が大きく増加(2020年 5.4 分 → 2021年 7.9 分、+44.7 ％と大きく増加)
東村山駅 116.4 万/坪(昨年同期比 +1.5 ％)
東村山駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 116万円/坪(35.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は１年前(2020年)に比べて +1.5％( +1.7万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 105 件(１年前(2020年)に比べて +1.0％( +1件/坪)と僅かに増加しています。)。
平均築年数は 9.9年(昨年 5.6年から +76.8 ％増)。平均土地面積は 38.4 坪 (昨年 40.9 坪から -6.2 ％減)。平均建物面積は 28.8 坪 (昨年 33.2 坪から -13.3 ％減)。
価格上昇要因
- 駅から徒歩 6 分未満の比較的駅が近い物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 1.0 ％ → 2021年 4.9 ％)
- 築 6 年未満の築浅物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.0 ％ → 2021年 4.0 ％)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2020年 5.6 年 → 2021年 9.9 年、+76.8 ％と大きく増加)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2020年 2.0 ％ → 2021年 6.9 ％)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2020年 70.3 ％ → 2021年 54.5 ％)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅： セグメント：
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示