【監修者】
宅地建物取引士・日商簿記2級
注文住宅会社で15年以上、不動産売買、建築デザイン企画、営業企画等に従事。 主に土地や中古住宅の売買契約、金融・司法書士手続きを経験。 自身でも土地、中古住宅、商業施設等の売買経験あり。 2016年より住宅・不動産専門ライターとしても活動中。 多数の不動産メディアで執筆・監修。 続きを読む...
中古一戸建て相場の概況
2024年1月〜6月期の樽見鉄道樽見 (大垣駅~樽見駅)における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 52.8万円/坪(16.0万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +2.5%( +1.3万円/坪)と僅かに上昇しています。売買数は 81 件(1年前(2023年)に比べて -42.6%( -60件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 18.2年(昨年 21.9年から -17.0 %減)。平均土地面積は 72.3 坪 (昨年 84.7 坪から -14.6 %減)。平均建物面積は 44.6 坪 (昨年 51.0 坪から -12.6 %減)。
近年の取引物件の特徴は、土地面積 100 平方メートルを超えるゆったり広々とした物件数が大きく増加、土地面積 200 平方メートル超の土地面積が非常に広い物件数が大きく減少。
値上がりした駅数は 3 駅に対して、値下がりした駅数は 2 駅。ほとんどの駅において下落した。糸貫駅は、昨年から 10 %以上の値上がり。最も値上がりしたのは糸貫駅で昨年に比べ +11.1 %、坪単価は 69.1 万円/坪となった。
上位 1 駅(糸貫駅)は +11.1 %(坪単価 +6.9 万円/坪)の上昇。一方、下位 1 駅(横屋駅)は -23.0 %(坪単価 -17.2 万円/坪)の下落。
価格上昇要因
- 平均築年数が減少(2023年 21.9 年 → 2024年 18.2 年、-17.0 %と減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が増加(全取引物件に占める割合が 2023年 41.4 % → 2024年 46.2 %)
- 築 40 年を超える高経年物件数が大きく減少(全取引物件に占める割合が 2023年 26.6 % → 2024年 20.5 %)
駅ごとの中古一戸建て相場について
鉄道路線中、最高値の駅となった糸貫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.1万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.1%( +6.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
鉄道路線中、最低値の駅となった大垣駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 50.1万円/坪(15.2万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +4.3%( +2.1万円/坪)と小幅に上昇しています。売買数は 57 件(1年前(2023年)に比べて -49.1%( -55件/坪)と大幅に減少しています。)。
樽見鉄道樽見 | 現状(2024) (平均築年・面積) | 1年前 (平均築年・面積) | 2年前 (平均築年・面積) |
---|---|---|---|
大垣駅 | 50.1万/坪 (23.2年/76.6坪) | 48.0万/坪 (25.0年/91.0坪) | 53.3万/坪 (20.3年/78.9坪) |
東大垣駅 | 66.4万/坪 (2.1年/61.5坪) | 60.8万/坪 (4.9年/57.5坪) | 67.1万/坪 (5.4年/85.5坪) |
横屋駅 | 57.6万/坪 (4.3年/68.8坪) | 74.7万/坪 (0.25年/63.1坪) | 73.3万/坪 (0.4年/65.9坪) |
十九条駅 | 14.0万/坪 (51.3年/65.0坪) | - | 30.8万/坪 (33.1年/50.4坪) |
美江寺駅 | 51.7万/坪 (14.0年/59.0坪) | - | 72.4万/坪 (0年/60.5坪) |
北方真桑駅 | 61.2万/坪 (5.8年/57.8坪) | 63.7万/坪 (3.4年/60.3坪) | 46.7万/坪 (33.3年/62.6坪) |
モレラ岐阜駅 | - | 34.1万/坪 (38.5年/90.8坪) | 75.1万/坪 (0.25年/60.5坪) |
糸貫駅 | 69.1万/坪 (1.0年/56.0坪) | 62.2万/坪 (14.9年/54.5坪) | 58.6万/坪 (5.3年/53.4坪) |
本巣駅 | - | - | 30.1万/坪 (38.0年/60.5坪) |
木知原駅 | - | - | - |
谷汲口駅 | - | - | 4.0万/坪 (37.3年/262坪) |
神海駅 | - | - | - |
日当駅 | - | - | - |
高尾駅 | - | - | - |
水鳥駅 | - | - | - |
樽見駅 | - | - | - |
※『ウチノカチ』データベースに登録された中古一戸建ての実売却価格(国土交通省アンケートに基づく)をもとに、鉄道路線の駅ごとに平均単価を算出。単位:万円、カッコ内は事例物件の平均築年数/同土地面積。
価格変動が大きかった駅について
糸貫駅 69.1 万/坪(昨年同期比 +11.1 %)
糸貫駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 69.1万円/坪(20.9万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて +11.1%( +6.9万円/坪)と好調に推移しています。売買数は 1 件(1年前(2023年)に比べて -66.7%( -2件/坪)と大幅に減少しています。)。
平均築年数は 1.0年(昨年 14.9年から -93.3 %減)。平均土地面積は 56.0 坪 (昨年 54.5 坪から +2.8 %増)。平均建物面積は 33.3 坪 (昨年 32.3 坪から +3.1 %増)。
価格上昇要因
- 平均築年数が大きく減少(2023年 14.9 年 → 2024年 1.0 年、-93.3 %と大きく減少)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が大きく増加(全取引物件に占める割合が 2023年 66.7 % → 2024年 100.0 %)
横屋駅 57.6 万/坪(昨年同期比 -23.0 %)
横屋駅における中古一戸建ての価格相場(平均取引価格)は坪単価 57.6万円/坪(17.4万円/㎡)です。中古一戸建て相場は1年前(2023年)に比べて -23.0%( -17.2万円/坪)と大幅に下落しています。売買数は 8 件(1年前(2023年)に比べて +14.3%( +1件/坪)と好調に推移しています。)。
平均築年数は 4.3年(昨年 0.3年から +1630.1 %増)。平均土地面積は 68.8 坪 (昨年 63.1 坪から +9.1 %増)。平均建物面積は 32.5 坪 (昨年 38.2 坪から -15.0 %減)。
価格上昇要因
- 駅からの平均距離が減少(2023年 15.8 分 → 2024年 13.1 分、-17.1 %と減少)
価格下落要因
- 平均築年数が大きく増加(2023年 0.3 年 → 2024年 4.3 年、+1630.1 %と大きく増加)
- 築 3 年未満の新築同様の物件数が減少(全取引物件に占める割合が 2023年 100.0 % → 2024年 87.5 %)
セグメントごとの取引物件の内訳
対象駅: セグメント:
※各年ごとの取引件数の割合が高いセグメントほど赤く表示